環境構築 第一回(端末編) | パークのソフトウエア開発者ブログ|ICT技術(Java・Android・iPhone・C・Ruby)なら株式会社パークにお任せください

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<<<はじめに>>>
みなさんこんにちは。
環境構築の仕事を2年前から始め、
いろいろ勉強させてもらったことを書きとめようと思います
環境構築関連の情報発信です。
全部で5回発信予定です。
(改訂するかもしれません)

・端末構築
・サーバ構築
・ツール
・導入および維持管理
・全体のまとめ

<<<第一回 端末構築>>>
 Windows7端末構築の際に考慮したもの
 (1)環境設計
   ・開発した製品の互換性
   →使用するライブラリのOS動作保障
   ・MS-Officeなどの製品の互換性
   →Excelマクロなど、動きの違い
   ・Font、各種ドライバ
   ・Bios設定
   →電源管理など
   ・自動更新、認証、セキュリティソフト
   →KMSなどの製品認証やS/Wの自動アップデートをどこ(サーバ)で行うか

 (2)ポリシー
   OSやMS製品の使用を限定するためや、媒体制御、電源管理を
   グループポリシーで行うケースがある。
   GPOは便利なようで、事前にきちんと設計しないと
   スパゲッティになるので要注意。
   MSに問い合わせられるチャネルが無い場合、問題解決が難しい。

 (3)配布
   一般的に世の中で使用されている製品を使うのが
   安全ではあるが、端末数が多い場合にきちんと運用で
   配布状況を簡単に管理できる製品を選択すべきである。
ex:Microsoft SMS、IBM Tivoli・・・

 (4)端末コピー
   機種が多い場合、ドライバなどが変わるので管理ツール側が
   機種依存部分を吸収できるものが望ましい。
   ただし、ローカライズされてなかったり、一般的に情報を入手できない
   製品はなるべく避けたほうが良い。

 (5)その他
   フォルダ権限やスタートアップの処理は安易に着手しないことをお奨めする。
   両方とも不具合が出やすく、調査に工数が掛かる。

 (6)ライセンス
   OS・Officeのライセンス確保、およびライセンス認証の手順を確立しておく。
   ライセンスの認証サーバを立てるケースも視野に入れて。

以上