はじめまして。ワタナベと申します。
ちょっと趣味でゲームを作ってみたいなと思い、
「DirectX11を使って簡易ゲームを作ってみるまでの道」
というタイトルでブログを書かせていただこうかと思います。
以後、よろしくお願いします!
私自身、「DirectX」の知識は皆無で、全くの初心者から始めますので、その点はご了承下さい。
さて、ゲームプログラミングをしてみたいと思い調べてみると、
真っ先に検索されるのが、「DirectX」だと思います。
では、まず、「DirectX」とは何ぞや?というところから勉強していきたいと思います。
●DirectXとは・・・
Windowsの一部で、マルチメディア機能を強化するために提供されているAPI群
のことです。
DirectXを使用すると、ゲーム機などの専用ハードウェアに負けない高度なマルチメディア処理をパソコン上で実現することができます。
Windowsで3Dゲームを実行したり、音楽や動画を再生したりできるのは、DirectXのおかげなのです。
DirectXは、用途に応じたAPI群に別れております。
代表的なものとして、以下のものがあります。
・DirectX Graphics
画面の描画を担当
・DirectX Audio
音声の再生を担当
・DirectInput
ジョイパッドなどの入力機器を担当
・DirectPlay
対戦ゲーム用のネットワーク通信を担当
・DirectShow
動画の再生を担当
上記以外にも、用途に応じた様々なAPI群が用意してあります。
●DirectXの開発環境
DirectXの開発環境は、環境やプログラミング言語との組み合わせによって、次の4種類が存在します。
①.C++言語 + DirectX SDK
②.C♯言語 + Managed DirectX
③.Visual Basic言語 + Managed DirectX
④.C♯言語 + XNA
①は、市販ゲームソフトの開発にも使われている一般的なものです。
DirectX SDKは、DirectXアプリケーションの開発に必要な様々なファイルをまとめたもので、
MicroSoftから無料配布されております。
②と③は、.NET Frameworkという環境上で動作するDirectXアプリケーションを作成します。
Managed DirectXは.NET環境からDirectXを利用可能にするソフトウェアのことで、
DirectX SDKの中に含まれています。
④は、C♯言語 + Managed DirectXと近いものですが、この環境を利用して開発したゲームは、
Windows上はもちろんですが、ほぼ同じコードのままで、"Xbox 360"上でも動作させることができます。
このブログでは、一般的なものと言われている
「① C++言語 + DirectX SDK」
の環境で、プログラムを作成していこうと思います。
では、第一歩目は、ここまで。
今回は、「DirectXとは何か」という内容だったので、堅苦しい内容になってしまいましたが、
次回からは実際にプログラムを動かしていきたいと思います。
やっぱり、実際に動かしてみないと楽しくないですからね!