PPT スライドマスターでテーマの色を設定する

分のお気に入りのフォントがデフォルトの設定になりました。

色についても同様に、スライドマスターが活用できます。

パワーポイントでは、下の画像のように【テーマの色】と【標準の色】がデフォルトで設定されています。

パワーポイントのテーマの色と標準の色の画像

"PPT-2021-5-19 679-1" 

しかし、テーマの色はあまり使いたいとは思わないでしょうし、標準の色についても明度や彩度が高いものが使われており、プレゼン向きではありません。(色がチカチカしていて視認性が低いと言われています。)

パワーポイントのその他の色の画像

"PPT-2021-5-19 679-2" 

そうなると、スライドマスターを使わない場合はこちらの【その他の色】から、適当に色を選んで使っているのではないでしょうか。

しかし、毎回ここから色を探すのは面倒ですよね。

テーマの色を自分で設定する

標準の色は固定なので編集できません。

しかし、テーマの色はスライドマスターを使うことで、自分が良く使う配色にカスタマイズできます。

スライドマスターで色のカスタマイズ

"PPT-2021-5-19 679-3" 

今度はスライドマスターの【配色】を選択し、【色のカスタマイズ】をしましょう。

基本的な考え方はフォントのカスタマイズと同じです。

"PPT-2021-5-19 679-4" 

色のカスタマイズ画面

テーマの色の設定方法は諸説ありますが、必ず設定しておいた方がいいのは、


ベースカラー(白がおすすめ)

テキストカラー(濃いグレーがおすすめ)

メインカラー(主役の色)

アクセントカラー(メインカラーに合わせて決める)

この4色ですね。

他の色も設定していいとは思いますが、色を増やしすぎると、かえってスライドが見づらくなってしまうので気を付けましょう。

色を選び終わったら、フォントの時と同様に名前をつけて保存しておきましょう。

 "PPT-2021-5-19 679-5" 

テーマの色を用いたグラフ

ちなみにテーマの色は、設定するとそれぞれの色で明度を6段階から自由に選択できるようになります。

同系色の使い分けによっておしゃれな色遣いを演出できるため、テーマの色は必ず編集しておきましょう。

色についても同様に、スライドマスターが活用できます。