元記事:https://www.macxdvd.com/blog/simple-video-to-dvd-with-high-quality.htm
今の時代でも DVDディスク に動画データを書き込む機会は多いと思う。
YouTubeから保存された動画、撮影された動画や編集動画をDVDに書き込みする時、できるだけ高画質で焼きたいことがよくあるだろう。
さて、この記事では高画質で動画をDVDに焼く方法をわかりやすく説明する。
目次
1.「DVD 画質」について知っておきたいこと
-
動画規格一覧
8K(SHV)→ 4320p =解像度:7680×4320
4K(UHD)→ 2160p=解像度:4096×2160 or 3840×2160
2K(WQHD) → 1440p =解像度:2560×1440
フルHD → 1080p =解像度:1920×1080
HD画質 → 720p =解像度:1280×720
SD画質 → 480p =解像度:720×480という規格の中で、DVD-Videoは→ SD画質規格→ 480p=解像度が720×480しかない
つまり、元データがハイビジョン映像でもDVDビデオ規格で書き込みすると、SD画質になってしまう。当然画質は悪い。
では、高画質で動画をDVDに作成できないのか。
①DVDディスク→USB フラッシュドライブ
DVDディスクはUSB フラッシュメモリと同じように、動画データをそのまま無劣化で保存できる。ただし、そのまま動画をDVDに保存するのが一番きれいだが、PCでのみの視聴になる。
②DVD-Video規格で焼く場合
▲できるだけ高画質で焼く
動画編集変換ソフトで動画を高画質、最大ビットレートにしてMPEG-2形式で書き出し後でDVDディスクに焼く。
▲2層DVDで焼く
場合によって、1層DVD-5の代わりに、2層DVD-9を使えば、DVD動画の画質を上げることができる。
DVDの最高画質(標準ビットレート7.7Mbps/最大ビットレート9.0Mbps)で収録すると、DVD-5の場合、約60分収録することができる。
2時間収録できると言われるDVD-5が、2時間を収録するためには、ビットレートを3.6Mbps程度まで落とさないと収録できない。ビットレート3.6Mbpsと7.7Mbpsでは情報量に差があるので、それだけ画質にも差がでてくる。
DVDの最高画質で2時間を収録したい場合はDVD-9を使用してください。
③AVCHD規格で焼く
SD規格より綺麗な動画ソースをAVCHD規格でDVDに書き込みすれば再生画面が高画質で楽しめる。
AVCHD規格は→フルHD画質規格→ 1080p=解像度:1920×1080
ただし、DVD-Video規格で焼いたDVDがどのプレーヤーでも再生できるが、AVCHD規格で焼いたDVDの再生環境が限られる。
④ブルーレイディスクに焼く
ブルーレイは綺麗だし、ブルーレイプレイヤー持ってる人も増えている。ブルーレイの解像度は1920×1080、今4kブルーレイコンテンツ(3840×2160ピクセル)も発売している。ただし、ブルーレイディスクの値段が高く、再生環境が整っていない。
○○○○
先述のように、高画質で動画をDVDディスクに焼く方法は大きく分けて二つの種類がある:DVDディスクをUSB フラッシュドライブとして動画をDVDにそのまま保存する方法と、DVD-video規格で焼く方法。
DVD-video規格で焼いたDVDの画質が最高でもSD画質になるが、通常の状況下では、やっぱり動画をDVD-video規格で焼きたいことがよくある。この記事では、なるべく画質劣化を防ぎ、DVD-video規格でDVDに焼くための方法と裏ワザを詳しく紹介する。
また、DVDディスクをUSB フラッシュドライブと同じように使用してそのまま動画を高画質でDVDに保存できるので、この方法も詳しく紹介する。
2. 高画質で動画をDVDに書き込みする方法
2.1 高画質で動画をDVDに書き込みする方法→できるだけ高画質で動画をDVDに焼く方法(DVD-video規格で焼く方法)
評価・評判
メリット:PCでも、家庭プレイヤーでもうまく再生して視聴できる。
デメリット:HD画質、フルHD画質、4K画質などの動画でも、DVDに書き込みすると再生動画がSD画質になる。
ご注意:1時間以上の動画をDVD-5に書き込みすれば、SD画質より劣化されている可能性が大きい。1時間以上の動画を少なくともSD画質で書き込みしたい場合はDVD-9を使ってください。
高画質で動画をDVDに書き込みする手順
-
Step1
動画をDVD焼き用MPEG-2に変換する。
DVD映像ファイルはMPEG-2形式(DVD-video規格のフォーマット)。直接動画ファイルをDVDにコピーすれば、家庭DVDプレーヤーで再生できない可能性が高い。そのため、動画をMPEG-2に変換した後、DVDに焼いたほうがいい。
私はVideoProcで編集を行っているので、VideoProcを使って動画をMPEG-2に変換する方法を紹介するが、他の変換ツールを使っている方でも同じような事ができるはずだ。
VideoProcのダウンロードページ>>(100%安全・広告なし・ウイルスなし)
VideoProcを起動して、ホーム画面で「ビデオ」ボタンをクリックする→左上の「+ビデオ」をクリックしてDVDに書き込みしたい動画をVideoProcに追加する。
左下の「出力」ボタンをクリックする→「DVD動画」を選ぶ→日本では「NTSC DVD 動画」を選んでください。「NTSC DVD 動画」の形式はDVD焼き用MPEG-2。
品質調整「オプション」ボタンをクリックする。
①白い矢印をドラックして品質を「高画質」にする。
②ビットレートを最大にする先述したがDVDのビットレートは最大で9.0Mbpsなので、書き出す際のビットレートを最大にする。ビットレートを高くするとデコーダーの負担は大きくるが画質が向上する。
ビットレートを「手動設定」に変更する→「CBR」を選ぶ→「目標のビットレート」を最大値「10000」に入力する→「完了」クリックする。
この状態で動画ファイルを書き出して下さい。 書き出すには右下の「RUN」ボタンをクリックする。
-
DVDオーサリングソフトを使って書き出したMPEG-2動画ファイルをDVD-Video規格でDVDに書き込みする。
Windowsユーザなら、WinX DVD AuthorというDVDオーサリングソフトをおすすめする。Macユーザなら、BurnというDVDオーサリングソフトをおすすめする。
高画質で動画をDVDに書き込みする方法の続きはコチラへ>>