11月15日 弱雨 最高気温:6.9℃(06:28)
13:54
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月の裏側はナゼ見えないか。
ウチのノット理系女子2人に聞いてみた。
答え1 月が付き合いがイイから。
答え2 地球が強引だから。
答え3 月の裏側は見てもつまらないから(月が遠慮した)。
Science的Questionのつもりだったのですが、「笑点」になってますね。
でも、笑点的な「答え」が意外と真打かも。
これが↓TASA提供の月の裏側の写真。
まぁ、本題に入る前にこれを聞いてください。
ピンク・フロイドのThe Dark Side of the Moon
http://youtu.be/iSOzE1DUwK8
先日の三日月の写真を送ってくれた友人のお勧めです。
文末の富士の写真も彼です。
確かにこのプリズムの写真は記憶にありますネ。
さて、本題です。
月の裏側はナゼ見えないか。
月も回転(自転)しながら、地球の周りをまわって(公転)います。この周期が27.3日と同じなのです。
回転の向きも同じなため、地球に同じ面を向けていることになります。
チョット寄り道
暦の説明で「1朔望月(サクボウゲツ)は、29.53059日です」と書きました。
月の公転周期との差2.2日はなんでしょうか?
それは、月が地球を1周する間に地球は太陽の回りを約27度回ります。
地球の公転周期:365.25日 月の公転周期:27.3日
360 ×27.3 ÷365.25 = 26.9
このため、次の新月になるため2.2日かかります。
寄り道END
では、なぜ自転周期と公転周期が同じなのでしょうか。偶然でしょうか。
偶然ではありません。
地球と月以外でも、火星のフォボス・ダイモスや木星のガリレオ衛星を始め、太陽系の惑星にある、ほとんど全ての衛星は自転と公転とが同期(シンクロ化)しています。
自転と公転の同期(じてんとこうてんのどうき)とは、互いの重力に引かれて共通重心の周りを公転している二つの天体の一方または両方が、常に相手に同じ面を向けて回転する現象です。
ちなみに、月と地球の共通重心は、地球の中心から月よりに4600kmの場所です。
これは地球の内部です。
理由の説明1(論理的)
潮汐力は、地球上では満潮/干潮を起こしていますが、この力は月でも同じように働いています。地球からの引力により、月の地球に近い面は引っ張られ、逆に月の地球から遠い方は遠心力で地球から離されるのです。この力は公転周期よりも速く自転している場合にはブレーキになり、遅く自転している場合には加速するように力が加わることになります。
ついには公転周期と自転周期が同じになってしまう訳です。
地球の自転も月の潮力の影響を受け遅くなっているらしいですが、100万年に1秒です。
理由の説明2(イメージ的)
月の形は、おおざっぱに言うとダルマです。太い部分が地球を向いています。
重いお尻の部分を下(地球)に向けている時のほうが安定しているわけです。そのため、月は重い面を地球に向けたまま、自転が公転と同じになってしまったと考えられています。
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<<参考文献>>
『暦の雑学辞典』 (吉岡安之著/日本実業出版社)
『月の不可思議学 竹内均編』 (同文新書)
『月のきほん』 (白尾元理著/誠文堂新光社)
『月と暮らす』 (藤井旭著/誠文堂新光社)
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11月9日静岡の友人が送ってくれた富士
CMにも使用される絶景ポイントらしい。
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千秋歳時記
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