息子のテニスの成長過程には私自身の持論をもってソフトテニスで経験してきた経験値とコーチング学、心理学、親子の理想の関係などを築き上げ、息子の性格を見極めて、将来的にテニスマンとして生きていくのに必要な資質を鍛える為に敢えて最近多くの指導者やテニスに関わる人が支持している欧米式というであろうか年間試合数を増やして成長させるスタイルを取らずに日々の継続的なテニスに対する意欲や、やる気を保ちつつ基礎的な事を反復してしっかりとやる環境を選んでやらせている。
息子ぐらいの年齢では不安定な気持ちで練習をする子がほとんどに見受けられる。今日はしんどい、眠たい、腹減った、調子悪い、ゲームしたい、休みたい、めんどくさいと様々である。そのメンタルの部分を上手く埋めるのが成長を発表するテニスでいう試合である。ゲームとも呼ぶだけあり楽しいし細かい事はあまり気にせず注意されずに勝つか負けるかで勝てば嬉しいしやる気アップにも繋がる。あとは慣れの問題もある。負けたくないからどうにか負けない為にはどうするかを考えてプレーする。これを繰り返しする事で慣れて緊張感もなくなり小学生高学年ぐらいまではこれで全て平日の練習と週末の試合でまかなえるし勝てるようになると思う。あまり試合経験値での育成方法に賛同してないのでもっともっと良い部分と気をつけないといけない部分はあるのかもしれないが試合経験値は本番の試合で得るものだと考え、普段の練習マッチがそもそも試合経験値かと考えもしないのでわからない。でも大事な事は小学生の頃にどれだけ苦労して確かな技術を身に付けるか、泥臭く毎日同じような基礎的な練習を向上心をもってできるかであり試合に慣れているから勝って勘違いをして大事な試合で勝てない、練習より試合ばっかり好きになり過ぎて継続してモチベーションを保って練習できない、これが一番世界で通用しないと思ってしまう原因である。世界一になったら技術向上だけを求めるが練習できる気持ちが保てないからである。それでも世界一になれば良いが、大概はある一定の大会までしか勝てない体質になってしまってテニスマンを諦めざるを得ないのに辞めれず中途半端になってしまう事が最悪である。周りが勝っていても自分だけ置いていかれても諦めずひた向きに練習を継続して行い、環境や自分のしている事を疑わず負けても環境や道具の責任にしない、自分で考えて自分の意志でテニスをする。その力を養う事が最も大事だと感じるからだ。否定はしないが試合数を多くばかりの練習方法は将来日本人でいえば錦織にはなれず良く勝てても日本選手権止まり。目指すなら小さくまとまらないで世界一。あくまでもこれは私の持論で素晴らしい考えをもってみんな各家族単位で試合経験値を優先して頑張ってやっている。私は自分の息子がテニスが大好きで粘り強く考えて練習する姿勢が見られて、飽きずにモチベーションを保てるメンタルがついてきているから今の息子には今だけを勝てるようになると思う試合数ではなく、確かな強さを身につける為の練習中心にさせているのである。娘のテニス育成方法は娘の性格を見てからになるし人によっての育成方針は様々。昔から必ず練習終わった10分以内に必ず週に6日はその日の練習メニュー、練習メンバー、コーチからの声かけでされた内容を聞いてから、学校での生活や息子の身体の状態や悩みから話すようにしている。勉強も御飯食べるのも口うるさくするようにしている。このような方法で4年生までやってきたが運動能力が低いのとそもそもの身体の大きさが小さい事での劣等感やアドバンテージをなんとかはねのけて結果としては試合ではまだまだ出ていないが日本での学年トップクラスの中には入れている感じなのでここからいつ試合で結果が出るかは我慢比べになるがこの位置までもってこれている事はかなり誇りに思う。試合経験値で勝負している同年代も多く、トーナメント方式の試合ではその子らより結果は出せてないが直接戦ったらあまり負ける気がしない。息子本人も同年代には負けない負けたくない気持ちが強いので今は勝ったり負けたりでまた殻を破るきっかけにしてもらえたら最高である。息子がトップを取り出したら、トップが続く確かな技術、メンタル、身体を手に入れると思う。今は関西規模の範囲内でも1人飛び抜けて強いだけであとの子は実力は同じぐらい。試合経験値がある子が1人を除いては先行している状態にみる。大阪大会レベルで見ると余計にひどくトップ10人ぐらいは同レベル。皆んなと同じ事をしてたら勝てない。もっともっと強くなるには練習あるのみ。確かな技術やメンタル、身体を手に入れる為に明日も明後日も息子の挑戦は続く…。