兵役逃れのため「外国人」になった男、国外追放へ

留学してから10年以上帰国せず、カナダの市民権を取得
ソウル中央地裁が執行猶予付き判決、確定すれば国外追放

 軍隊への入隊を逃れるため、外国の市民権を取得し、韓国国籍を放棄した30代の男が、韓国から追放される羽目になった。

 養殖業に従事していた男(37)は1998年「米国に留学する」として、兵務庁から2年間の海外旅行許可を得た。だが、男はそれから10年以上も帰国せず、2011年4月にカナダの市民権を取得して、韓国国籍を放棄した。「外国人」になることで兵役の義務を逃れた男は、ようやく韓国に帰国したが、検察は男を兵役法違反罪で起訴した。男は「米国に留学中、父親が事業に失敗したため、生計を維持するのに必死で帰国できなかった。母親が最近手術を受けて今後扶養しなければならず、また今年1月に結婚した韓国人の妻と韓国で暮らしていくつもりなので、これらの点を考慮してほしい」として寛大な処分を求めた。

 だが、ソウル中央地裁刑事5部(ソン・スジェ裁判長)は、男に対し懲役6月、執行猶予1年の判決を下した。地裁は判決理由について「被告人の行為は今後、新たな兵役逃れの手段として悪用される可能性が非常に高い。兵役の義務を逃れた行為に対し、厳重な処罰が必要」と述べた。出入国管理法に基づき、男に下された執行猶予付きの判決が確定すれば、男は国外に追放されることになる。
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日本に入国させるなよな。
仏像手土産にまた恩赦を狙うぞ、こんなやつ。

完全不法投棄。これこそ国際裁判所で「不法投棄」で罰するべき。