「撤回理由ない」と米教授 STAP細胞論文、共著者
2014年3月11日 09:43 スポニチアネックス

 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は10日、理化学研究所が撤回も検討している「STAP細胞」の論文について、共著者のチャールズ・バカンティ米ハーバード大教授が「私が持っている情報に基づけば、論文が撤回されなければならない理由は見あたらない」と語ったと報じた。

 バカンティ氏は、論文の主執筆者である理研の小保方晴子研究ユニットリーダーの元指導教官。同紙によると、バカンティ氏は小保方氏と10日に話したことを明らかにした上で「(論文に)いくつかの誤りがあったが、結論には影響しない」と述べ、さまざまな組織に分化するSTAP細胞を作ったとの研究結果の正しさを訴えた。小保方氏も同じ立場だと説明した。

 論文には画像や表現に不自然な点が指摘され、共著者の一人、若山照彦・山梨大教授が「信用できなくなった」と撤回を呼び掛けた。バカンティ氏は「仲間からの圧力でこのような大事な論文が撤回されるとすれば大変残念だ」と話した。(共同)
-------------
まあ、スポニチの記事だけど、共同からのネタなので。

甚だレベルは違うが私もマーケティング関連学会では発表をした経験から言わせていただくと、外野が五月蝿いことで毎日の業務や研究に支障をきたすことになっているのだろう。

主管部門が明確に取下げる取下げないを決めなければ、研究員などは判断できる立場にないがマスコミという外野に同じ話を何度も何度もしないと行けない気苦労がめちゃくちゃ分かる。

まあ、論文というのはこういった引用や出所を明確にしないといけないのだが、マスコミのアホな取材人間に実験や細かな点を説明してもわからない。

普通の学者なら、やけを起こして「なら、取り下げたら?もう一度やれば証明できるじゃないか!」となるわけで。

これ、警察の事情聴取の自白と同じで冤罪を引き起こした粘着型詰問とアホなマスコミの頓珍漢な質問や取材は同じレベルだろう。

もともと騒ぎ方がどうもおかしくて仕方がない。

せっかくの神戸発だし、素晴らしい研究題材なのでこれに懲りず邁進して欲しい。

ネット掲示板には理研という団体がいい加減とか書いてありますが、どこでも同じ。私立大学なんてもともと特許取って儲けてもいいんだから。

もともとバレる嘘をネイチャーに投稿するんだろうかねえ。誰がそんなことをして得になるんだろう。韓国の学者や怪しい学者の前例があるのに。

ま、しばらく静観ですね。