慰安婦「戦争国どこにも」

NHK新会長が暴言 2014年1月26日(日)しんぶん赤旗

 NHKの籾井(もみい)勝人新会長は25日の就任記者会見で、旧日本軍の「慰安婦」問題について「日本だけがやってたようなことをいわれる。戦争をしているどこの国にもあった」と述べ、旧日本軍の歴史的犯罪行為である「慰安婦」の存在を合理化し当然視しました。「慰安婦は必要」と発言し国内外で批判を浴びた日本維新の会の橋下徹共同代表と同じ発想で、日本の公共放送を担う責任者として許されない重大な暴言です。

 籾井氏は、ドイツ、フランスなどの国名を挙げた上で、「欧州はどこだってあったでしょう」と発言。さらに「韓国が、日本だけが強制連行したみたいなことを言っているから話がややこしい。(補償問題などは)日韓条約で解決している。それをなぜ蒸し返されるのか」などと述べました。

 日本政府は1993年の河野官房長官談話で、「慰安婦」について旧日本軍の関与を認め、「強制的な状況の下での痛ましいものであった」ことを認めており、この見解にも逆行する発言です。

 また、第2次世界大戦で軍が組織的・系統的に「慰安婦」制度をつくっていたのは日本とナチス・ドイツだけとされる歴史的事実にも反します。

 籾井氏は昨年12月、安倍晋三首相の意向に沿う人物で固めたNHK経営委員会でNHK会長に選出されました。籾井氏から国際的にも批判を受ける暴言が飛び出したことで、問題の経営委員を送り込んだ安倍首相の責任が問われます。
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こいつらは、あさま山荘事件やよど号乗っ取りなどテロを発生させた根本的な党だ。
事実は事実。
言論の自由を勝手な時だけ認めない党なんて、国民が潰さなければならない。

偽善の代表だから、施しという詐欺行為で成り立っているだけ。

こんなの見方を変えたらオウムと同じだ。