テレビ東京『路線バスの旅』が『めちゃイケ』超えで、追い詰められるフジテレビの苦悩
日刊サイゾー 2014年01月21日09時00分

 2007年よりテレビ東京系『土曜スペシャル』で不定期放送されている人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』。以前から高視聴率で話題になっていた番組だが、年明け4日に放送された回では同時間放送帯のトップを獲得した。

「フジテレビの『めちゃ×2イケてるッ!』を抑えて1位になったのには驚きました。『めちゃイケ』は600回SPだったので、当然1位だと思っていましたが、意外でしたね」(芸能事務所関係者)

 『めちゃイケ』が12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったのに対し、『路線バス』は13.0%。数字上は僅差ではあるが、その差はもっと大きいと、あるテレビ局関係者は語る。

「この『路線バスの旅』は、いつ放送しても安定して12~13%取れるんです。出演者は太川陽介さんと蛭子能収さんに、毎回マドンナとして女性ゲストを迎え3人で放送しているので制作費も安い。それに比べて『めちゃイケ』はゲストも多いですから、費用対効果を考えても『めちゃイケ』より『路線バス』のほうがはるかに優れているんです」

 さらに、話は大みそかの特番までさかのぼる。

「フジの大みそかは東京五輪を見据えて、オリンピックネタを中心に今年を振り返るというものでしたが、視聴率が0%台の瞬間もあったように、惨敗を喫しました。テレ東は、数字はNHKや日テレに及ばないものの、ボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志の防衛戦を放送して、同局の大みそか歴代最高視聴率タイを記録しました。
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視聴者、消費者の志向を見極めることが出来ない企業は衰退有るのみ。(笑)

TV見ている人、どんな人?
まあ、おそらく45歳以上か30代でも子持ちの主婦。

・ホンワカしている(いじめシーン、ドツキシーン、口喧嘩シーンがない)
・素のままで話をすることが面白い(新婚さんとか徹子の部屋と同じ)
・地域の話題で身近に感じる(自分が訪れたことのある場所がオーバーラップする)
・ご飯を食べていても美味しい(少なくとも食欲の無くなるキャラが画面に出ない)
・見ていてアホにならない(よしもと芸人の番組は見ていて阿呆が伝染るでしょ)
・無駄なものにお金をかけない(やたら成金趣味が出なくて、身の丈番組で食べ物を粗末にしたり、味のわか無いアホそうな芸人が食べていない)

セオリーでしょ。この手のぶらり歩き番組は息が長い。
よしもと芸人でも芸人スタンダードとして、漫才をやっているのは面白い。

他の番組のプロデューサーやディレクターが自分たちのマスターベーションし過ぎだから仕方がない。

もっと公的電波を使っているんだから、身内だけで盛り上がる自慰行為の番組なんて即刻止めるべき。全く見ていないのに世の中で消費する物の価格にこれらのギャラとなる宣伝費が載っていると考えたら、むかっ腹が立つんよね。