サービス残業は「真実」 ユニクロの名誉毀損認めず、東京地裁
2013/10/19 13:10 J-CAST NEWS


カジュアル衣料品店「ユニクロ」の店長がサービス残業を証言した本『ユニクロ帝国の光と影』(2011年3月に出版)などの内容が事実に反し、名誉棄損にあたるとして、同社と親会社のファーストリテイリングが発行元の文芸春秋を相手に、出版差し止めと2億2000万円の損害賠償を求めた裁判で、東京地方裁判所は2013年10月18日、ユニクロ側の訴えを退けた。

判決によると、本には現役店長らの話として、ユニクロでは店長がタイムカードを押していったん退社したように装い、その後サービス残業をしていると記載。労働時間は月300時間を超え、会社側も黙認していると指摘した。

土田昭彦裁判長は、「取材に応じた現役店長の話は具体的で、信用性は高い」と判断。
「重要部分は真実と認められる」とした。
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ユニクロ以外にもざらにあるでしょ。ZARAではありません。(笑)
大きな企業になったらこれはいけませんよね。

コンプライアンス、提出書報告書など管理業務の書面作成が昔と比較して随分増え、それを作成するのに時間がかかってしまうのが問題なのであろう。

チャプリンのモダンタイムズになるような、サービス業のオートメーション化が進んで、創意工夫や人としての能力を伸ばしていくようなそんな環境じゃないのでしょうね。

しかし、こんなオペレーションの企業はきっと綻びが出ます。

最近の小売サービス業はドキドキ・ワクワクを与えていませんから。