とにかく、評論家とか学者とか、アメリカかぶれの外資系コンサルとか。
すぐに日本語で書けばいいものを、横文字使うんだよ。

ダイアモンドの記事をWebで読んでいたら、こうだ。

「逆に言えば、それは現在の中国を知る上で最も重要なファクターになることだろう。その意味では、今回の公開裁判には大切なインプリケーションが隠されている。」

何ともなあ・・。こう言えばいいじゃないの、

「逆に言えば、それは現在の中国を知る上で最も重要な要因(或いは鍵)になることだろう。その意味では、今回の公開裁判には大切な意味を内包していると理解した方が良い。」

何故、外来語や横文字を使うのかって?

そりゃ、「自分には学があるから、皆聞き給えよ!」のドヤ顔でしょ。

何かというと、コンテクスト(文脈)、スキーム(体系、枠組み)、メソッド(手法)、コンプライアンス(法令遵守)とかね、数えたら切りが無い。

マッキンゼーのドヤ顔とかBCGの薄毛とかは、これだもん。

それに感化された中堅とかは、すぐに戦略戦略!と口にする。
戦略なんて、ヒト・モノ・カネ、情報、時間というものがすべて関係して機能しなければ戦略とは呼べないのに、小手先のテクニックのことを戦略戦略。

呆れて口が塞がらんわ。

日本人なら日本の経営センスと用語を磨きなさい。此処はアメリカじゃないんだから。
税制も税率も規制も民族意識や気質が違うんだから。

これから優秀な評論家とコンサルは、日本的経営を確立できることが重要。