伝統の「赤絵」追求、技法伝える…柿右衛門さん
江戸時代初期から約400年続く窯を守りつつ、後進の育成にも尽力した十四代酒井田柿右衛門さんが15日、78歳で亡くなった。柿右衛門伝統の「赤絵」を追求し、技法を国内外に広く伝え続けた。
関係者からはその功績をたたえ、惜しむ声が相次いだ。告別式は19日正午から佐賀県有田町南原甲1113の11有田セレモニーホールで行われる。喪主は妻、祐子さん。
東京国立博物館名誉館員の林屋晴三さん(84)は「十二代、十三代が復興した濁手や色絵の技法を踏襲しながら、余白を生かした草花のデザインを取り入れ、17世紀の伝統を見事によみがえらせた」と功績を評価。
「日本工芸界のリーダーという重責を見事に果たしていた。心の通じる50年来のかけがえのない友人を失った」と惜しんだ。
(2013年6月16日09時04分 読売新聞)
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昨年から今年にかけて、偉大な文化人を失った。
そういう年回りなんだろう。
有田焼は昔、よく陶器市などにわざわざ出かけて買ったことがあり、私はこの白磁に繊細な線で描かれた作品は大好きだ。
柿右衛門はマイセンとも交流があり、影響を受けているとも聞く。
人から教えてもらった話だから詳細を調べていないが、
有田や唐津に豊臣秀吉が、韓国から青磁や蛍焼きの技術者を連れてこさせ、
根付いた焼き物文化だと聞いたことがある。
哲学があり、文化交流目的がしっかりしたいわゆる招聘なのか、拉致なのかは知らないが、
問題なくこうして日本に根づく。
広告宣伝とイメージだけで文化交流なんて、ゲゼワだから根付かないのだ。
行為言ったことは拉致とは言わず、一方では拉致拉致と騒ぐ。
当時は同じパターンだったかもしれないが、焼き物では日本の文化と言われているではないか。
日本人は重箱の隅をつついて騒ぐよりも、もっと広く知識を得ることに時間を費やすべきだ。
江戸時代初期から約400年続く窯を守りつつ、後進の育成にも尽力した十四代酒井田柿右衛門さんが15日、78歳で亡くなった。柿右衛門伝統の「赤絵」を追求し、技法を国内外に広く伝え続けた。
関係者からはその功績をたたえ、惜しむ声が相次いだ。告別式は19日正午から佐賀県有田町南原甲1113の11有田セレモニーホールで行われる。喪主は妻、祐子さん。
東京国立博物館名誉館員の林屋晴三さん(84)は「十二代、十三代が復興した濁手や色絵の技法を踏襲しながら、余白を生かした草花のデザインを取り入れ、17世紀の伝統を見事によみがえらせた」と功績を評価。
「日本工芸界のリーダーという重責を見事に果たしていた。心の通じる50年来のかけがえのない友人を失った」と惜しんだ。
(2013年6月16日09時04分 読売新聞)
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昨年から今年にかけて、偉大な文化人を失った。
そういう年回りなんだろう。
有田焼は昔、よく陶器市などにわざわざ出かけて買ったことがあり、私はこの白磁に繊細な線で描かれた作品は大好きだ。
柿右衛門はマイセンとも交流があり、影響を受けているとも聞く。
人から教えてもらった話だから詳細を調べていないが、
有田や唐津に豊臣秀吉が、韓国から青磁や蛍焼きの技術者を連れてこさせ、
根付いた焼き物文化だと聞いたことがある。
哲学があり、文化交流目的がしっかりしたいわゆる招聘なのか、拉致なのかは知らないが、
問題なくこうして日本に根づく。
広告宣伝とイメージだけで文化交流なんて、ゲゼワだから根付かないのだ。
行為言ったことは拉致とは言わず、一方では拉致拉致と騒ぐ。
当時は同じパターンだったかもしれないが、焼き物では日本の文化と言われているではないか。
日本人は重箱の隅をつついて騒ぐよりも、もっと広く知識を得ることに時間を費やすべきだ。