先日、お金を日銀が融通しても、下々や中小企業には回らない!という記事を書きましたが、
お金の流通に関し、金融に詳しい人間に確認しました。

今回の日銀ジャブジャブは、すべて「国債の買い入れ」に回るので、銀行金融を通じお金を融通するルートは取らないという政策です。

つまり、公共投資に回すことになります。

公共投資にはいろいろありますが、声高に言われているのは、災害防災の土木の投資です。
また土建国家か。。。作っても作動しないかもしれない迫り上げ式の防潮堤とか。(笑)

率直に言うと貧富の差は益々広がる政策です。若者には仕事は回りません。
農業改革も規制が撤廃されない限り、自由化などされません。

また、TPPを踏まえての農業推進系ですね。

そういった動きは敏感で、この間オイシックスが上場しました。
オイシックスは農業を直接流通する役割を担っていますが、本来は、農業ブランド育成の大きな宣伝ツールと言う位置づけです。
これは動きに敏感ですね。

私の個人的な考え方ですが、
エネルギー開発(石油、メタンハイドレード、オーランチキトリウム)の製造技術の開発
医療機器、IPS細胞治療薬開発、核融合技術
などに積極投資すべきと思ってしまいます。

核融合などは、最も高い温度に達したという記事がこの間発表されていました。

投資の方向としては心強いですが成果が出るまでに何十年とかかります。

景気が良くなる前に消費税があがり、実質値上げしていないという大嘘がまかり通るのはおかしいですけどね。

ガソリン、公共料金、電気料金、消費税、たばこ税、年金保険料は毎年上がっており、生活インフラ費用は上がっており、デフレではありません。

スタグフレーション下で、研究開発にお金が回るのは速攻効果が出ません。

まあ、2年が辛抱の限度でしょう。
今回のお金の流通は本当に豊かになるのか、甚だ疑問ですね。