我社の取締役と中国情報を交換していた。

特に中国に進出している日本企業の状況などだ。

最近は人件費が日本の約50%程度まで上昇しているらしい。
また、現地法人の日本人は中国政府に対し、年金を払わされる状態

その上、生産性が非常に低いらしい。
凡そ、日本の約半分しか捗らない。

また、工作機械や製造ラインのマシンの精度が低く、
どうしても中国以外で調達しなければ、きちんとした商品ができない現状らしい。

これに毎年の8月の暴動が恒例化するともう終わることが想定できる。

人件費の安さを求めて中国に進出した企業はおそらく利益は叩き出せないだろうと。
特に合弁の場合は生産性向上や人の問題でも意思が伝わりにくく、
まず、達成できない事が多い。

精度の高い製造を目指すにはどうしてもベトナムなどの勤勉で、
精度の高い国での二次製品加工が必要で、
中国へは日本の資本が今後は集まらないだろうと見ている。

タイやベトナムの方が余程生産製造技術が高いという。

欧州は今の経済状況で資本を捻出できないし、対欧輸出が激減。
米国は国内製造に移管する動きが顕著らしい。

日本の進出が止まれば、どうなるか・・・・

まあ、欧米が進出しない現状を見ると、
風見鶏の日本は、当然だね。