櫻井よしこ氏 日本はASEAN諸国が頼りにしている自覚を持て
9月20日16時00分 NEWSポストセブン


かつてアメリカと戦ったベトナムや激しい反米運動を展開したフィリピン、そしてイスラム教徒が多いインドネシアを含め、東南アジア諸国はアメリカに対する過去のしがらみをすべて乗り越えて眼前の中国の脅威に立ち向かうためにアメリカと接近しつつあります。

彼らはまた、日本に対しても強い関与を求めています。東南アジア諸国にはアメリカに対して内心、複雑な思いを抱いている国もある一方、日本に対してはほとんどの国が親近感を持ち、尊敬し、信頼しています。

重要なのは、東南アジア諸国は日本にとって価値観を共有できる相手であり、真のパートナーとなり得る存在だということです。

東南アジア諸国は、戦後日本を苦しめてきた歴史問題についても、日本に対するマイナスイメージは持っていません。「歴史認識」で日本を非難するのは、証拠もないのに「20万人が強制連行されて性奴隷にされた」などと捏造した歴史を国際的に喧伝する北朝鮮や韓国、虐殺などなかったことが明らかになっているのに「南京大虐殺」を吹聴する中国だけです。
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思想的には、大いに賛同する。

しかし、今の中国を支えているのは、「哲学がなく金だけを無心する日本の大手企業」だから仕方がない。
こいつらが人質に取られることで、何かあれば大いに迷惑する。

しかも、欧米の国が少し進出し、中国進出!と喧伝する。
日本の企業は負けじとばかり、少し送れて中国進出する。
そして日本の進出は、大手企業のサプライチェーンを担う孫請け中小企業にまで及ぶ。これが今はピーク。

そのピークになる前に外資は撤退しているか利益を得たために現地に売却する。
日本だけが残る。これが今の現状。

政情不安を起こすと、日本は逃げ出す。
逃げ出した後の日本の生産資産を欧米外資が買い叩く。(予想)

ババをつかむ日本の企業は、信念がなく失敗する。
センスが無さ過ぎるのだ。

初めから東南アジアを生産拠点として積極投資し、西へ流れるとインドへ行く。
流通ルートや鉄道が敷かれる可能性だって十分有る。

本当にセンスがない。業界が集まって傷口を舐めあう経団連等の団体は、もう少し哲学とセンスを磨いてくれ。