捜索中止に動揺・沈痛の家族…マッキンリー遭難
2012年6月18日12時47分 読売新聞

米アラスカ州の北米最高峰マッキンリー(標高6194メートル)で、宮城県の登山隊4人が行方不明になった遭難事故。

捜索打ち切りを知った家族や関係者は無念さや複雑な思いを口にした。

行方不明になっているのは、宮城県涌谷町の加藤慶昭さん(64)、仙台市青葉区の鈴木玉雄さん(63)、同県大崎市の鈴木道子さん(56)、同県加美町の須田正子さん(50)。

須田さんの長女奈津実さん(25)は5月初旬、都内で一緒に食事をした際、「アラスカの山に行ってくるね」と笑顔で語る須田さんに、「行ってらっしゃい」と声をかけたという。奈津実さんは「いつもどこかに出歩いている行動的な母で、笑顔が忘れられない。捜索が難しいのは分かるが、あの会話が最後になってほしくない」と話した。

夫好樹さん(53)は、報道で捜索打ち切りを知り、「連盟からは何も連絡がない。一体どうなっているのか」と動揺を隠せない様子だった。
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植村直己さん自体も見つかってないよ。

マッキンリーってそんなものでしょ?

知っていて登ったんだから、仕方ないでしょ。

植村さんの捜索のほうが先でしょ、順番から言って。