数字が語るメガソーラーの「不都合な現実」
2012/4/23 7:00 日本経済新聞WEB刊

 再生可能エネルギーの全量固定価格買い取り制度(FIT)が7月から始まるのを前に、改めて自然エネルギーへの期待が高まっている。日本の電力の未来像を議論する経済産業省の総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会でも2030年には日本の電力の25~30%を再生エネでまかなうとする意見が有力。だが、現実にそれが可能なのか。数字を駆使して、再生エネのリアリティーチェック(実力診断)をしてみよう。

 再生エネにもいろいろあるが、今回は最も一般的で普通の家庭でも導入できる太陽光発電に議論を限定する。ちなみに、2010年度実績では太陽光による発電電力量は全体の0.3%、約38億キロワット時にすぎない。といっても、ピンとこない人が多いだろうから、いわゆるメガソーラー発電所と原子力発電所の実力を比較してみたい。・・・・・・・・中略
同発電所の出力は7000キロワットで、現時点で日本有数の規模のメガソーラーだ。敷地面積は11ヘクタール(東京ドームの2.3個分)で、そこから生み出される電力量は1年間で740万キロワット時の見込み。一般家庭2100軒分の需要を満たすだけの電力量だ。

 こう聞くとかなり大きいと感じるかもしれないが、同じ電力量を生み出すために、出力100万キロワットの原子力発電所なら7時間24分稼働すれば事足りる。原発は一度動き出せば、安定してピーク出力を持続するが、太陽光発電は夜は休止し、昼間も天気次第で発電量が揺れ、平均して最大出力の12%程度しか発電できない。
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どうもこいつらの論理を聞いていると、
原子力発電所のみか、自然代替えエネルギーだけかの白か黒かの極論で比べようとしている。

こういう論理自体が無駄だ。

どうして原発をゼロにして、自然代替えエネルギー100%という極論でなければならないのだろうか。
どう考えても頭がおかしいか、電力会社に飲み食いさせられて、
提灯記事を書いているとしか思えない。

太陽が出なければ、風が吹いて風力が代替えするだろう。

バカほど発生するゴミの焼却による熱で発電もできるだろう。

ドイツの主力になっている木炭コークスバイオマス燃料による発電も、
バカな東大出身の御用学者が、杉の植林を勧める研究ばかりしたために、
杉が余っているんだろう?金にならずに。

この記者はドイツがどのような燃料で発電しているのかを知らないのだろう。

電力も送電ロスが発生しているために福島から東京まで送り込まれる間に
相当滅失するという事実も知らないのだろう。記者のくせに。

で、原子力といえば一度、稼働させると人間の手でコントロールすることができないのだろ?
だから、無駄だと分かりながら必要のない時でも熱と電力を発生させ続けており、その時間帯の発電ロスもコストとして消費者に負担させているだけなんだろ?

もうちょっとよく調べろよ。

ま、どのような勉強をしたところで、原子力100%か、自然エネルギー100%の究極の選択という論理自体のアホさ加減は、本当にカス記事と言えるけどね。

もうちょっとマシな記事を書けよ!プロなら。情けないわ。
購読辞めて良かった。