中日春秋
2012年4月22日 中日新聞WEB

映画監督の溝口健二には、背中に刀傷(かたなきず)のようなものがあったと、どこかで読んだことがある
▼関係のもつれから確か粋筋の女性に切りつけられた痕で、本人はこう嘯(うそぶ)いていたそうだ。「これぐらいのことがないと女は描けない」。名匠が吐くから、決まる台詞(せりふ)。刀傷も、場合によっては“勲章”になり得るということであろう
▼さて、前田国交相と田中防衛相に対する問責決議が二十日の参院本会議で可決された。前者は、岐阜県下呂市長選の告示前に送った特定候補支援の文書が公選法に抵触する疑いを持たれており、後者は、国会での説明能力不足など大臣としての資質が問題にされた
▼いわば野党が「許さぬ」と刀を抜いたのだから、この決議は、閣僚が受けた刀傷であろう。だとしたら民主党には、刀傷持つ人がゴロゴロいることになる。あの政権交代からまだ二年半なのに、問責決議を突きつけられた閣僚は、実に六人にもなる
▼もっとも、自民党も簡単に抜刀しすぎるきらいがある。仮に将来、民主党と立場が逆転したら意趣返しを受けるのは想像に難くない。慶応大の曽根泰教教授も本紙へのコメントでそういう「仇討(あだう)ちの連鎖」を懸念している
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アホちゃうか、この新聞。

民主党や民主党の行きの書かた議員が、議事堂に入ることのできる資格を民衆から与えられると思うか?

こんな政党は、問責以前に、国政の場に二度と立てないように木っ端微塵にしてやるから。

次の選挙が楽しみや~。(笑)

それにしてもアホすぎるな、この新聞とか朝日新聞とか。