先週、我が家のルノーが車検を迎えた。

車検の間、日産のNoteを代車に貸し出してくれた。

この日産のNote、プラットフォームはフランス・ルノーのModus(モデュス)と同じだ。

車検に出したその日にこの車に乗って帰ってきたのだが、
なんと・・・・。

■ステアリングがグニャグニャ
本当にコンニャクみたいな感覚で、少し余所見をするとあまりにも軽い力でステアリングが切れてしまい危ない。

■勝手にスピードが出る
ビュンビュン系と唱っていただけあって、よく走るが、アクセルが軽く、足の重みだけで自分の意に反し加速してしまう。

■空中を浮いているような感覚
走っている感がゼロ。空飛ぶじゅうたんのようなグリップ感がない

■エンジンが静かすぎる
そりゃあ、静かに越したことがないがこれでは運転している緊張感がなく、居眠り運転してしまう。
現実に私は高速50kmの道程で2度程、催眠に陥った。

それに反し、車検を終えて持って帰ってくる際に感じたルノー車は

●ステアリングがしっかりしており、適度な重みがあり、路面情報が伝わってくる

●スピードを出そうとすると、意思を持ってアクセルを住み込まないといけない。逆に意思を反映させやすい

●足回りがしっかり地面に吸着したような感覚で、走っていますという感じ

●エンジンも適度にうるさく、タイヤの走行音も適度に聞こえて、緊張感があり、高速催眠に入るには相当体が付かれていなければその状況にならない。

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つまり、走っている感があるのだ。人間の意志が意思どおりに反映される車。これが欧州車の基本コンセプトと感じる。メルセデスやBMWになるとこのハイブリッド的な感覚で安定感が増す感じなのだろうが、
日本がこのような、老人、女子供向けに車を作っているのであれば、これ以上発展しないだろう。

何しろ、こんなものづくりの日本車が、コンビニ駐車場で事故を起こしたり、居眠り運転で高速事故を起こしたりする意味が理解できる。

本来、そのような状況になた時は車に乗っていはいけないし、適度な重みのステアリングさえ操作が億劫になるような非力な高齢者や女性が、そもそも車を運転してはいけないのだ。

弱者に合わせた車づくりが事故の元である。
車は凶器にもなり得る。本来わきまえのない人間のために、ものづくりをすべきではない。

特別料金を徴収し、味付けをその方たち向けにチューニングすべき。
それでも乗りたければ、金を払って乗れば良いのだ。

まるで「おもちゃ」のような操舵性で、走っている感覚がなく、走らされているベルトコンベアのような車。
こんなのが目指すべき理想の車のあり方なんですかねえ。

私は日本車のこういった所が一番嫌いだ。