なぜ東京に来ない!? 関西に行ったら必ず食べたい「551 蓬莱」の肉まん
2011.09.02 20:00:20 ガジェット通信
地方グルメでも有名なもののそのほとんどは、東京で食べられる……というのが現実だろう。
しかし、時には「なぜこんなにも絶大な人気があるにもかかわらず、頑なに地元を離れないのか!?」という食べ物も存在する。その代表格の一つは、「551 蓬莱」の肉まんだ。
蓬莱の肉まんは限りなくジューシーでボリューム満点。店舗に行けばいつでも蒸したてホカホカが食べられるため、小腹が空いた時の選択肢としては最上のものである。なんでもこの肉まん、一日に12万個ほど売れるらしく、しかしこの味わいを知っている者ならば「それも納得」というところだろう。
・・・中略。
店舗は大阪、兵庫、奈良、和歌山、滋賀と、ほんとうに関西ローカルにしか存在せず、これ以外の地で蓬莱にありつくには公式サイトで行われている「通信販売」を利用するしかないようだ。
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ま、普通は東京に出るわな。
しかし、本当に地元で十分に満足を得られているのなら、
東京に出る必要はないでしょう。
どうせ東京って味音痴の塊だし。(笑)
無駄に家賃が高いし。おそらく坪当たりの固定費コストに対し、
厳格な基準を儲けているか、経営者が現状で大いに満足しているから、
無理に広げないのか。
確かに広げた瞬間に味が落ちるというのは、食べ物関係では多い。
ましてや碌に売れもしていないのに、
楽天連続一位!とかチャンチャラおかしいし。(笑)
本当に地場で受け入れられて、どうしても東京に店を出してくれ!
というのなら出さなくはないがどうせ、
ディベロッパや百貨店が、
=どうしても店を出して欲しい!
=でも家賃はこの契約で5年間ね?
=えっバカ高!!肉まん五百円で売らないと採算が合わん!無理
となるわけで。
大阪には他にも「一宝堂」の焼売などがある。
神戸には少し高いが、「一貫楼」「老祥記」という地場御用達が根強く、
赤萬の餃子も歴史があって安くておいしい。
いずれも東京には出て行っていない。
旅行に来たついでに食べてもらえば良いわけで、
これらが東京に流出すること自体が、地方の産業の価値を落としてしまうのだろう。
つまり、高品質で良いものは、日本に来て買ってもらえば良いわけで、
中国なんて進出して売りに行くなんてのは、価値を目減りさせるだけであり、
アイシン精機やシマノなど大手でなければ、小さな企業は摺られて終わり。
船場吉兆は料理のリサイクルで潰れてしまったが、創業者は、
「商売と屏風は広げすぎると潰れる」と言っていたそうだ。
売れることは確かに経営的にも重要な成長戦略。
しかし、いつまでも際限なく成長なんてあり得ないし、
「ジャンクなラーメン屋」に並ぶような味音痴に、
「おいしい」とクチコミで言われた瞬間に
そのブランド価値は半減する。(笑)