陸前高田の松の薪からセシウムが検出されたされないと物議を醸している。


この件で、従来から五山送り火には陸前高田の松が使用されていたのかどうかが、需要であるが、

誰も記事にしていない。


今回に限り、津波で倒れた松の木の薪を使用するということになったのだろうか。


神戸の震災以後、それらの鎮魂のために「ルミナリエ」は始まった。

予算の関係や近隣の店舗の関係で規模は縮小されているいるが、一応続いている。

私も毎年運営の足しになればとルミナリエ実行委員の募金活動に些細な寄付を行っている。


歴史は今年から始まるということを覚悟し、東北沿岸部を中心に、

「東北三山の送り火」という鎮魂のための催しを作ってみればどうか。


京都の五山ほどの規模はいらない。しかし、東北の方たちの苦労や苦悩、悲しみは京都の人たちにはわからない。所詮は他人事なのだ。


自分たちの悲しみと松の木を弔ってやるのは、地元で行うべきだと考える。

そして、多くの観光客を東北に集めてほしい。

そのほうが、復興経済にも役立つと思う。


地元の方たちの弔う気持ちを、地元以外の人たちに後々伝えることが重要で、

歴史とストーリーは今年から刻んでいくのだ。


陸前高田の松の木を五山の送り火で焚いたところで、観光収入は京都にもっていかれるだけ。


少なくとも東北の観光客を京都に足を運ばせないためにも、

ぜひ地元で三山の送り火なるものを開催してほしい。


そして日本の多くの人たちの気持ちを癒し、元気づけてほしいと願う。

もう京都なんて相手にしなくて良い。

蒸し暑く、最低の気候なんだから、放っておけばよい。


ちなみに私は関西に住みながら、五山の送り火なんて一度も見に行ったことがない。(笑)

勝手にしてくれ!という感じ。