「クルマを救って」、若者に聞くトヨタの覚悟 ソーシャルパワーが企業を変える(1)
2011/6/13 7:00 情報元 日本経済新聞 電子版 (1/4ページ)


「クルマのピンチを救ってください」。トヨタ自動車が長年抱える苦悩、それは20代のクルマ離れだ。悪い流れを断ち切るべく、トヨタマーケティングジャパンは、ソーシャルメディアを通じて若者層に直接“助け”を求めだした――。

この3カ月、東日本大震災という極限的な状況を通じて、TwitterやFacebook、mixiなどソーシャルメディアの本質がより鮮明になった。速さと広さの両面で圧倒的な情報伝播(でんぱ…

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痛い2ちゃんねるニュースが、丁度取り上げていた。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1633115.html

痛い2ちゃんねるニュースはボロクソに書いてあり、結構的を得ているので、

笑ってしまった。まあ、読者の方は一度読んでみてください。

クルマを救って!とトヨタが語りかけても、何も響かない。

こんな勝ち組企業で、業績が低迷といってもしっかり経常利益は出している企業を誰が救うのだろうか。(笑)

イメージ的には何ともちぐはぐなコミュニケーションコンセプトだ。

それこそ、若者に「努力せよ!働け!働かざるもの食うべからず!」という印象を世間に与えてきた企業が、

派遣労働制度により、若者や人を「機械」としてしか扱わなくなり、

賃金コストを抑えてきた。

日本の悲しいところは、天下のトヨタがするんだから、きっと美味しいんだ!といってオペレーションを大企業がこぞって真似をした。

なんで、真似をするのかわからないのだが、この影響で若者が生涯の職業を得られなくなって、

その不安からものを買わなくなる状態が大きな流れとなって影響が出始めている。

で、何でトヨタを救わなければならないのだろうか。そのコミュニケーションは大きくずれて響かないですよね。

それよりも若者に夢を与えていない企業なのに、若者に助けろというのはちょっと酷ではなかろうか。

それよりも日産のように中国人デザイナーを起用し、

中国で販売する車体は採用することにより、中国の若者に売れる車が作れるでしょう。

まあ、日経もトヨタがmixiやfacebookやTwitterなどで、若者に直接語りかけるツールの使い方事例として紹介するため、登録会員しか記事が読めない何ともいえない「ケチ臭い」提灯記事的なやり方なので、呆れた。

まあ、この記事が読みたくて登録するというほどでもないのだが。

SNSを使ったマーケティング事例というのは今の流行だろうけど、

どのような媒体やツールを使っても、コンセプト次第でしょ。

基本からマーケティング勉強しなおしたら?