3/7日経新聞夕刊“オムニバス関西”13面に面白い統計が掲載されていた。
総務省家計調査(2007~09年)結果の「スナック菓子」の消費額が、
関西が少ないらいしい。
神戸は下から2番目。大阪市は下から4番目。京都は36位。奈良27位と下から数えた方が早い。
これにはいろいろ考え方があるが、注意したいことがあるので数字を見るときに気をつける。
■統計の結果はあくまでも金額だ。もっとも消費している大分では、5800円前後。それに比べて神戸が2500円と半分以下だ。問題は金額に無いかな?
関西は安売りの時にまとめ買いする、というのはどうだろう。同じ量を消化しても金額は低くなる。
■大阪=たこ焼き、京都=和菓子、神戸=スイーツなどとやはり売上が高いものがあるらしい。
やっぱりライバルがある。しかし、シチュエーションが違うのにね。ライバルなんだろうか・・。
■スナック菓子のメインターゲットは?そりゃ高校生や学生、OLだろう。絶対人数で言うと東京が圧倒的。まあこのあたりも差になるだろう。
■では、なぜ学生の少ない大分がトップ?お菓子のライバルが全く無く、婦人会、老人会、町内会の寄り合いイベントが多く、大量に消化するのでは?
などと正解のでない答えを空想するのがちょっとした気分転換になる。
統計を見て色々思考を巡らせること。これは重要なことですよ。