自動車、同部品製造
株式会社ゼロスポーツ
事業停止、事後処理を弁護士に一任
負債11億7700万円
2011/03/01(火)帝国データバンク
「岐阜」 (株)ゼロスポーツ(資本金1億8500万円、各務原市大野町6-101-1、代表中島徳至氏、従業員80名)は、3月1日に事業を停止し、事後処理を畑良平弁護士(岐阜市川端町13-1、電話058-262-8881)ほかに一任、自己破産申請の準備に入った。
・・・・・・中略
なお、代理人弁護士によると、当社は2010年8月、大手自動車メーカーの軽貨物自動車をベースに電気自動車に改造、郵便事業会社に1030台販売する契約(契約価格約35億円)を交わして金融機関より運転資金を調達していた。しかし、生産計画が順調に進まず、2011年1月になって郵便事業会社より契約解除を申し渡されたうえ、違約金を請求され、金融機関への返済のメドが立たなくなった事から今回の措置となった。
負債は約11億7700万円。
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EVのベンチャー企業だ。
契約だから納期遅れは仕方ないのかもしれない。
しかし、これじゃあ、日本ではベンチャーは育たない。
郵便事業会社も被害者かもしれないが、簡単に潰してしまうんですね。
昔の企業は、自分たちの身の割り振りで相手を潰してしまうおそれがあるとき、
決して息の根を止めることはなかった。
まあ、郵便事業会社も息の根止められるかもしれませんから、仕方が無いのかもしれませんが、
大手自動車企業の横槍が入って、このベンチャーよりも低価格で納品するというのなら、
政治的に決着をつけたとしか思えません。
この横槍が本来無いのであれば、郵便事業会社はあまりにも非道だとしか
言えません。最初から断ってこの会社を潰すことを計画的に行なったとしか考えられません。
なぜならば取引する際に、こういうことをすると潰れるということは、
誰が考えても分かることですから。
それを分からなかったというぐらい馬鹿ならば、
そんな奴らがまともな郵便事業の経営はできないでしょう。
大量の人間を殺戮しても潰れないJR
人の金で事業をしているくせに真面目に働いている会社を潰す郵便事業
モノの考え方や価値観が、どうかしてるとしか思えない。
国民の税金で成り立っていたくせに、何を生意気なことをするのでしょうね。