世界が北朝鮮になる! ロシア干ばつで食料危機再来の恐れ
2011.01.06 ZAKZAK

ロシアの干ばつと穀物禁輸をきっかけに、小麦など穀物の国際価格が上昇したことが要因。

途上国などでの暴動を招いた食料危機再来の恐れが浮上し、国連や各国が対応策を迫られる可能性がでてきた。(共同)

国連食糧農業機関(FAO)は5日、昨年12月の世界の主要食料価格指数が、食料危機が叫ばれた2008年6月を上回り、1990年の統計開始以来の最高を記録したと発表した。

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これはすでに分かっていること。

米を見なおせば済むこと。パンやパスタ、うどんなどもう少し大事にいただくように、教育を見直す絶好のチャンスと捉えるべき。


もちろん、そんな余裕を遥かに超えた高騰が徐々に始まっている。

コーヒーはもちろん、農作物は今までのように粗末には出来ないだろう。


一部、アメリカがジャブジャブに印刷した紙幣が金融を通じ、庶民に回らず、現物投資に回っていることも要因だろう。


日本人は1日2食に減らしても生活できる遺伝子を生まれながらに持っているらしい。

おまけに地続きではないため、闘争の体力は必要なかったのかも知れない。


私の世代の親は戦前、戦中のモノのない時を生活したため、食べ物に対しては極めて律儀で真面目だ。

食べ物を投げ合いするような低能な番組や食べ物を粗末にするお節など許されない価値観を持っており、

そのポリシーに教育されているために、食べ物についてはある種、ヒステリックとも捉えられるほど大切に考える。


ダイアモンドジュエリーや高性能の自動車、高等な知能に付加価値をつけても、

生きるためには価値はゼロだ。


人間生きて行くためには、お金が必要なのではなく、

食料を製造する人のノウハウと良心が最も必要なものだと数年前から理解している。


幸いに日本の気候は多様な食物を製造できる環境が整っており、

作物の生産性は高くすることができる。


食べ物を作る農家の人達の所得が、車を製造する人たちの所得より価値を認めるような物の考え方が必要だ。