インフレがやってくる? 原油に鉄鉱石、ゴム軒並み高騰
2010/12/24 20:15 J-CAST NEWS
原油や鉄鉱石、ゴム、トウモロコシなどの穀物などの原材料価格が軒並み高騰している。
2010年12月23日の米ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、前日比1.03ドル高の1バレル91.51ドルで取引を終えたが、一時は91.63ドルまで上昇し、08年10月以来2年2か月ぶりの高値水準となった。
国内でも原油は上昇基調にあるが、価格が上昇しているのはそれだけではない。
東京工業品取引所(TOCOM)のゴム先物は30年ぶりの最高値を連日更新。トウモロコシやコーヒーといった穀物類も上昇。鉄鉱石も高止まりしていて、じんわりと製品価格への「転嫁」がはじまっている。
ゴム先物、わずか2週間で40円上昇,TOCOMのゴム先物価格は、12月13日には2011年5月限月で、1グラムあたり396.40円を付けて1980年2月以来30年10か月ぶりの最高値をつけた。その後も連日のように最高値を更新している。12月24日には11年6月限月もので416.80円を付け、8日からのわずか2週間で約40円も上昇した。
-----------
アメリカがバカほどドルを刷るから、行き場のないお金は、需要増が見込まれる現物に行くのは当たり前の話。
ジャブジャブに刷ったお金に北朝鮮の刷った偽ドル札。
しかし、需給のバランスでいうとおそらく10年ぐらい掛けて動くため、途中で下がる局面はあるのでしょうね。
日本の国債も民主党が何がしたいかわからないまま、刷った日本国債も別に市民や消費者には回ってませんし、消費税や軒並みの増税で萎縮し続けるでしょうから、
不況は脱出できません。
借金まみれだけど、インフレによって借金の負担規模が相対的に軽減され、資産や現物が値上がりすると逆にバランスは見た目に良くなるんじゃないかと。
しかし、印象だけでいうと、民主党の行うことは全て裏目にでるという印象が強く、
誰も信じていませんから、心理的な景気浮上の効果は全く無いでしょう。
消費税増税の一ヶ月前の駆け込み需要で、またカンフル剤のように消費が増え、
見た目のGDPが通年通じて底上げされたような、言わばマヤカシのGDP成長とプロパガンダを声高に叫ぶだけが落ちでしょう。ね、菅さん。