早めに帰宅、家族とのんびり ビジネスマンの暮らし変化
勤務時間、「バブル前」と同水準 民間調査シチズンホールディングス
2010/11/27 10:54日本経済新聞WEB刊
調査は10月に実施。同様の調査を1980年から10年ごとに行っており、今回が4回目。
結果によると、通勤時間の平均は往復1時間24分で、前回(2000年)より39分短縮した勤務時間も8時間39分で同51分減り、バブル期以前の80年と同水準となった。
「住宅の都心回帰傾向や不況による残業の減少などが影響している」と同社。
プライベートな時間の過ごし方を聞いたところ、「インターネット・電子メール」が週に7時間59分と10年前より1時間45分増えた。
一方で、本や雑誌を読む時間は週2時間36分で、80年の8時間42分から大きく減った。
「子供と過ごす」が同43分増の週に5時間30分となったほか、外で喫茶や飲酒する時間も90年の同7時間52分から今年は2時間25分と大幅減。「ほぼ毎日自宅で夕食を取る」割合が初めて半数を超えるなど、“ファミリー志向”も浮き彫りになった。
職住近接で早めに帰宅、自宅では家族とのんびり――。
シチズンホールディングスが20~50代の男性ビジネスマンに時間の使い方を聞いたところ、景気低迷の影響などを受けたライフスタイルの変化が浮かび上がった。
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何となく、家に帰ってくるとホッとするし、
飲みたい気分ではない。
しかし、家で食事をすると非常にローコストになるのは驚きだ。
で、気に入った飲食店でたまに食事することも重要だと思う。
それは気に入ったお店にお金を回すという社会的に重要な共生の意味があるからだ。
気分の悪い奴と酒を飲むぐらいなら家でTV(CATV)でも見ながら、
食事をするのは心地が良い。家のPCで気分を変えて仕事をするのも良い。
酒を飲み、人を怒らせて顔を殴られて骨折し、仕事を休むなんて
高校生が背伸びしてするようなことは、
大人になったらやらないのだ。
夜、帰宅するリスクを考えたら、当たり前の選択であり、
よく世相を現しているなあ!とこの調査結果に当てはまる自分を見て、
感心したしだいだ。
不況時代の楽しみ方を身に付けることが寛容だとつくづく感じる。
金のある人はどんどん使って美味しいものを食べればよいのだ。