アスクルはBtoB通販でオフィス家具や文具を扱う。

これはいずれ頭打ちになり、BtoCに出ると思っていたら、

アスマルという名称でBtoC通販をやり始めた。


文具業界の卸売りへの建前があるからSOHO向け(small office home office)の建前で開始している。


で、デスクを頼んでみた。

すると、


デスクの脚しか届かない。

肝心のデスクの天板が届かないのだ。

ヤマト便に詳細を確かめても、靴の上から足を書いている状態だ。


アスマルに問い合わせしようとすると、「3日間掛かる」WEBページしかない。

よく、WEBでの発送履歴を確かめたり、メールを見てみると


2梱包がバラバラに発送されている。

もし何らかのトラブルでデスクの天板が届かなかったら、

使えないデスクの脚だけで、代金だけは決済されてしまうのだ。


しかも片方の荷物が届くまで、自宅に釘付け状態だ。

これじゃ、通販の意味が無いのだ。

ニトリやIKEAに見に行く方が早く解決できる。


通販の目的は

如何に低価格で、楽で、確実に、顧客の課題を解決できるか!

なのであって、モノを売りつけることではない。


モノを売りつけるだけで喜んでいる通販企業

今後は存在意義を喪失するだろう。


こんな、片手落ちの通販、レベルが低すぎる。

他の大手通販はこんなことはなかった。


ヤマトの手落ちかもしれないが、

後発の通販のレベルやネット通販のレベルは

ユーザビリティが低い。


しかも、これも自己責任なのだ。

これらの企業文化は

頼んだ方が悪いという基本的スタンスなのだ。


注文すれば翌日に必ず届くAmazonが恐ろしい。

売上も伸びるはずだ。


その内、オフィス家具や家具など拡充をするだろう。


そうすると、ユーザビリティの低い通販会社は

淘汰されるに違いない。


モノや経験が少ない若者は、

何でも体験することに感動を覚えるが、

もう年をとった消費者は何かとウルサイ。


若者を騙せるレベルのサービスか

年寄りを納得させるサービスなのか

それにより、企業価値が決まるし、販売価格も納得のいくものとなる。