「客に商品勧める」自販機登場、男性にはコーヒーなど
2010年 11月 15日 17:42 JST ロイター
顔認証技術を用いて利用者の年齢や性別などを識別し、「その人におすすめの商品を表示する」機能を備えた新型の飲料自動販売機が登場した。
JR東日本(9020.T: 株価, ニュース, レポート)傘下のJR東日本ウォータービジネスが開発した新型機は、タッチパネル式のディスプレーとセンサーを搭載。
近付いた利用者の顔から年齢や性別といった属性を判断し、温度や時間帯などから総合的に「おすすめの商品」を決定する仕組みとなっている。
同社によると、例えば購入者が男性であれば缶コーヒーを、50代であれば緑茶を、20代の女性であれば紅茶や少し甘味のある飲料を勧める傾向があるという。
この新型機は、既に東京のJR品川駅に1台設置されているほか、16日には都内の主要駅に計5台が新たに設置される予定。
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これが、協調フィルター技術で、
気温や湿度などの違いを読み取り、お勧めできるようになれば、面白いと思うが。
そもそも自動販売機に並べられている種類は少なすぎであり、
選択の余地が無い。
自動販売機で飲料を買うのは、
「喉が渇いた」とか「水なら何でも同じ」などと原始的欲求を満たす目的
のためであるから、リコメンデーションははっきり言って「うざい」ものになるだろう。
最初は面白いし、話題になるが、
サービスの過剰スペックですぐに飽きるし、
今のところは不必要だ。
しかも、このサービスはお勧めが品切れだったりして・・・。(笑)
それよりも飲みたい時に売り切れにならなくして欲しい。
この夏は特にひどかった。
在庫数と曜日別時間帯別から、
回転率の高い商品が品切れしそうだ!というアラームを
補充エージェントに連絡する方が、余程重要だと思うのは私だけか・・。
自動販売機とはブランド押し売りの機械のために、
本来の要件は満たしづらい。
映画「マイノリティリポート」にあった「ジョンアンダートンさん、旅行はいかがですか?あなたにお勧めがありますよ!」と網膜をスキャンして、履歴からリコメンドするのは発展系だとしても、名前を呼ばれるのはどうなんですかね。(笑)
最初は面白いし、話題になるが、
サービスの過剰スペックで、今のところは不必要だ。