尖閣を開発し、ビジネスベースとして軌道に乗せるコスト

日本の企業が中国に投資をして、投資に対して回収するコストと将来的利益


これを天秤に掛けると、経営コンサルタント的発想では、

中国に投資したコストで利益を得る方を選択するだろう。


なんでもありの中国が、日本から中国への投資が一瞬にして凍結し、

欧米からの投資は、向こう5年間は優遇政策を執るという条約を交わした場合、

日本は一月で潰れるでしょう。


しかし、領土の問題はアイデンティティと哲学が必要で、

利益の天秤だけでは推し量れない発想が必要でしょう。


経済という人質を中国に取られてしまった日本企業は、

日本国内や尖閣には関心が無いのでしょう。


TPPを含め、文明開化、開国という表現を使う方も居られますが、

あの時代は日本国が話題の中心であったため欧米の列強から、

あらゆる情報がもたらされ、一部の特権階級や軍部は、良い目を見たわけで。


あの時代と現代とは全く違うでしょう。


このままでは、中国の内部が貧富の差によって崩壊をする前に、

意外と日本にも貧富の差が広まっていて、中国より先に

世論が過激となり、政府が崩壊すると思いますが。


特には経済を重視する経営コンサルタントの発想は、

正義とは相容れない場合がありますね。