米グーグル、フェースブックへの情報提供中止
「Gメール」アドレス帳使えず、利用者に不便も

2010/11/6 11:48 日本経済新聞WEB刊


 【シリコンバレー=奥平和行】インターネット検索最大手の米グーグルが5日、同社の電子メールサービス「Gメール」用のアドレス帳情報をSNS(交流サイト)最大手、米フェースブックのサービスを通じて利用できないようにすることが明らかになった。米メディアが報じた。グーグルはかねてフェースブックに情報開示を要求してきたが受け入れられず、自社の情報の提供中止という“報復”に出た格好だ。

・・・中略
グーグルが“実力行使”ともいえる手法を採った背景には、フェースブックの急成長がある。米ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグ氏(現フェースブック最高経営責任者=CEO)が2004年に始めたサービスは今年7月に全世界の利用者が5億人を突破。ネット利用者は検索やポータル(玄関)サイトなどよりもSNSを使う時間が増えている。

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あれれ?G-mailでの登録は随分前から出来なかったはず。

登録してみようと思ったが弾かれた。


しかし、この記事にある、

「ネット利用者は検索やポータル(玄関)サイトなどよりもSNSを使う時間が増えている。」

と、いう表現があるが、


■精度の高い検索サイトは利用時間が短い

■チンケな検索エンジンだと思いの他、探すのに時間がかかり、滞留時間が長くなる

=利用時間が長くなる

■もともと検索エンジンとSNSの機能は違っており、情報の取得量や深さなどの性質が全く違う


ということなのでユーザーがサービスログインしてからの

滞留時間や利用時間は、大きく見た場合の参考にはなるが、

PVと同じくKPIとしては、あまり意味が無い。


このような文章が差されること自体、WEB関連サービスの評価項目自体が、怪しいといわざるを得ない。

ユーザーにどのようなベネフィットをもたらしているのか?

の方が重要ではないか?


とに角、三越、高島屋、トヨタ、ホンダ、鹿島建設、コカコーラなどは擬人化された企業イメージをユーザーは想起している。

企業を人となりとしてイメージすると日本人には、親しみやすさや身近さを感じるロイヤリティは重要だと感じる。

技術も重要だが日本企業としてロイヤリティ向上を図るには、この点も重視しなければならないだろう。