上海外為市場=人民元は対ドルで最高値更新、終値は6.7422元
2010年 09月 15日 20:27 JST
[上海/香港 15日 ロイター] 15日の上海外国為替市場の人民元相場は、
銀行間取引で一時1ドル=6.7330元まで上昇、
人民元切り上げ(2005年7月)後の最高値を前日に続き更新した。
日本の為替介入に不快感=今後の動向注視へ―米議会
時事通信 9月16日(木)1時20分配信
【ワシントン時事】米下院歳入委員会のレビン委員長(民主)は15日、
中国の人民元問題に関する公聴会の冒頭、日本政府・日銀による為替介入について
「非常に憂慮すべき事態だ」と不快感を示した上で、
「今後の動向を注視していく」と述べた。
米輸出産業に悪影響を与える円売り介入について、
米政府は今のところ表立った批判は避けているが、
11月に中間選挙を控えた米議会では反発が強まりそうだ。
レビン委員長は、日本の為替介入によって
「ドルが1ドル=83円台から85円台に急激に跳ね上がった」と
具体的な為替水準に言及。
その上で「トヨタ自動車は円高で米自動車産業への
競争力を失うとの報道もあった」
と述べ、為替介入の背景には国内産業の競争力確保
という目的があったとの認識もにじませた。
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まあ、米国は下院に先ず言わせて牽制しているようだ。
中国も米国の顔色は伺う。
米国債と日本国債をバランスよく購入し、
タイミングよく尖閣問題で、感覚を麻痺させていこうという先方が見え見えだ。
日本の場合、このしたたかな大国に挟まれて
どのように選択するのか?
先ず、日本国内の食料自給率を上げる。
その際、障壁になる行政や団体などの権益を先ずは解放する。
食料自給率が上がれば、とりあえずは死に絶えることはなくなるだろう。
菅首相は雇用を声高に上げるが、
介護だけでなく、農業などの従事者を増やす政策が必要ではないか?
水と空気と食料があれば生きて行けるのだ。
元の価値が上がると、輸入食料はたちまち高騰する。
ましてや中国が食糧輸入国になっている今、
介護だけが労働創出分野ではないのではないか?
ただでさえ、天候不順で食品が高騰するのであれば、
野菜や農産物を新鮮なまま保存できるプラント開発など
平準化させて、価格を抑制することも研究し尽くしているとはいえない。
わが国のスタンスや基本的な考え方を見直すいい機会だと捉え、
不況を嘆いているばかりでなく、作り出すことに知恵を絞ろう。
エネルギー効率化の技術はオイルショックからもたらされた日本固有の技術だ。
この浪費消費の2大大国には、省エネやクリーン環境技術を
思い切りバカ高い価格で売りつけてやればよい。