ウナギかばやき、4万個発送されず ふるさと小包 業者と連絡とれず

2010/7/30 19:32 日本経済新聞WEB刊


日本郵政グループのカタログ通信販売「ふるさと小包」で、

「土用の丑の日」用に注文を受けた鹿児島県産ウナギの

かば焼き約4万個が発送されなかったことが30日、分かった。


商品を提供する業者と突然、連絡が取れなくなったのが要因。

全国の郵便局を運営する郵便局会社は商品の取り扱いを中止し、

返金や代替品の発送に対応する手続きを進めている。

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こんないい加減なダイレクトマーケティングは、

すぐに辞めてしまえ。


食品はもともと地産地消。

地方の名産を地元のスーパーが仕入て、

数に限りのあるものを目の前で焼いたものを持って帰って、

出来るだけ、焼き立て作りたてを食べるのが食品の基本。


冷凍の馬刺しやフグを取り寄せるのならまだ良い。

冷凍のヤマトクールで送れるからだ。

しかし、加工して焼いて、この炎天下に味が保証されるはずが無い。


しかも、産地が真実か、わからない。(地元スーパーでもわからないが)


もともと「食べ物」を安易にWEBで販売。

全くありがたみが無い。

地方の名産とコンビニ弁当と同じ感覚だ。


それに出来立てでもないものを、美味しい美味しいといって

食べるのは味音痴を証明しているようなもの。


本当に美味しいとも思えないチーズケーキや豆腐

ロールケーキに並んだりネット通販で買ったり、

出来立てで無ければ美味しいはずが無い。


ワインも栓をあけて、空気に触れさせると

味がまろやかになり、丸みを帯びる。

これを深く丸みがある高級ワインの味だ!といって素人がグルメぶっても

始まらんだろうに。


マクドナルドやマヨネーズ塗れの食品を食べる人が、

これが美味しい!といってレビューを書いたものなんて

信じられるはずが無いじゃないですか(笑)。


昔のダイレクトマーケティングは、

供給背景をきちんと確立してから、

販売を意思決定した。


今は供給できないものでも、

話題づくりで販売して、

注文殺到するだけで喜んでいるから、

程度が低すぎる。

存在意義は無いでしょう。


もっとまともな流通業としての

基本と哲学を学んでから、

流通業に参入すべき。


単に役所上がりのお偉いさんの

パフォーマンスで実施するビジネスは、

所詮、こんなものですよ。(大笑)

やるだけ資源の無駄!