■トヨタのテストドライバーが事故死 歴代の名車を開発
2010年06月25日(金)TN(トピックスニュース)
6月23日(水)、ドイツ西部アイフェルの道路で事故に遭ったトヨタのチーフテストドライバー、成瀬弘氏(67歳)が死亡した。
ドイツメディアによると、成瀬氏はニュルブルクリンク近くの一般道で12月に生産開始予定の高級スポーツカー「レクサスLFA」のテスト走行中、BMWのテストドライバーが運転する「3シリーズ」のテストカーと衝突。成瀬氏は病院で死亡が確認された。BMWに乗っていた2名は重傷。
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非常に高価なハイエンドモデルのテスト中の事故だ。
企業にも大殺界ってあるのだろうか・・・。
BMWは重傷で命を取り留めたが、トヨタは非常に残念だが命を失った。
しかし、最終のテスト段階の事故でなくなってしまったというのは、イメージ的に打撃を受けるのではないだろうか。しかも相手は命があったのだ。
■トヨタは長期的に見て、さらに海外移転を進める
これは昨日、名古屋地域の事情に詳しい弊社取締役の情報だが、
これまでハイエンドモデルやアッパーモデルの部品は、
国内で生産し、海外に部品輸出しており、海外は完成車のアッセンブル工場だけであったが、
いよいよ部品も製造を海外に移すらしい。
中部東海地区、いや日本の製造がますます海外に移転し、空洞化する。
楽天・ユニクロの公用語英語に引き続き、海外への流出だ。
中国の元が切り上げとなり、物価が上昇すれば、南アフリカなどに移転するのであろう。
日本には既に何もなく、しかも智も残されなくなる。
何故ならば、智は外資系のコンサル会社などが根こそぎ持っていっているからだ。
長期的に見て日本経済に与える影響は計り知れない。
もっとも人口が減るという構造なのでバランスは取れるが、GDPおよび貿易収支は確実に赤字となり、米国と同じ道を歩むのだろう。
日本人に最も無いのは「したたかさ」であり、
おそらくアウェーでは、サッカーのようにうまく行かないだろう。
中国人の利己主義と欧米の守銭奴気質は強烈だ。