2010/5/22 22:48 日経新聞WEB刊
東証1部上場の大手アパレルメーカー、レナウンは中国の繊維大手、山東如意集団(山東省)に第三者割当増資をし、同社の傘下に入る方向で最終調整に入った。
山東如意は約40億円で発行済み株式の約40%を握る筆頭株主になる。
中国大手の支援を受けレナウンは再建を急ぐ。
家電量販店大手の蘇寧電器集団(江蘇省)がラオックスの筆頭株主になるなど中国企業の日本企業へのM&A(合併・買収)が増えている。業績悪化に苦しむレナウンのような老舗が対象になる例も増えそうだ。
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始まりました。着実に。
日本を攻めるのに、もう核兵器は必要ありません。
中国は、日本を確実に経済的に手に入れようとするでしょう。
英国の老舗百貨店のハロッズを見ればわかります。
ジャガーは今ではインドのブランドです。
英国は金融で一旦は持ち直しましたが、足かせになっている踊り場です。
日本の金融は競争力や商品企画力がありません。
しかし、その競争力を付けたところで、世界の波にもまれる可能性が出てきます。
どのような国際協調と戦略を辿るのか、正念場ですが、政治と官と民は情報乖離があり一体化していないような気がします。
資源とパワーが分散している状態で、人口を絶大な目の前の人参にする大国とどのようにやりあうのか。
ある意味楽しみではあります。