スイスの有力ビジネススクールまとめ 日経新聞WEB刊 2010/5/20 1:02
スイスの有力ビジネススクールのIMD(経営開発国際研究所)が19日発表した「2010年世界競争力年鑑」で、日本の総合順位は58カ国・地域で27位で、前年の17位から急低下した。
中国、韓国、台湾などに抜かれ、02年以来8年ぶりの低位に沈んだ。
金融・経済危機で打撃を受けたうえ、少子高齢化や財政の厳しさが評価を一段と悪化させた。
IMDは主要国・地域の「経済状況」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「社会基盤」の4分野で、約300項目の統計や独自調査の結果を分析し順位を発表している。
評価の基準は一部異なるが、日本は調査を始めた1989年から93年まで首位だった。
今年はシンガポールが初の首位。
「ビジネスの効率性」や「経済状況」の評価が高く、前年の3位から2つ順位を上げた。
94年から09年まで首位を維持してきた米国は、財政赤字の膨張などで「政府の効率性」の評価が下がり、3位に転落した。
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因みに順位は下記
2010年の競争力順位
1(3) シンガポール
2(2) 香 港
3(1) 米 国
4(4) ス イ ス
5(7) オーストラリア
6(6) スウェーデン
7(8) カ ナ ダ
8(23) 台 湾
9(11) ノルウェー
10(18) マレーシア
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16(13) ド イ ツ
18(20) 中 国
22(21) 英 国
23(27) 韓 国
24(28) フランス
27(17) 日 本
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まあ、ユダヤ人が多くビジネスを行っているスイスでの評価だから、
一喜一憂する必要は無く、着実にやるべき事をやるだけだが、
こんな勝手な評価をして喜んでいる欧米の土俵に安易に乗ってはいけないのだ。
しかし、政治と官僚構造だけは、改善しないと自滅するだろう。