客単価落ち込む 日経新聞2010年4月27日(火)13面
特に牛丼チェーン間で、値下げ競争が起きている和風ファストフード店の売上高は8.5%減と落ち込んだ。
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そりゃ客単価下げれば落ちる。
この間の決算は昨年からの売上推移だ。
しかも「家飲み」の機会が増え、少し贅沢な食品の通販などが成長している。
まあ、超短期的にはこれがどう影響するかは、半期を過ぎなければわからない。
そもそも、安売りして従業員にしわ寄せする内需と言うのは、どうなんだろうか・・・。
単価安くして需要を掘り返すことにより、固定費たる暇な従業員が少し忙しくなるから、利益が出るという構造の外食もあり得る。
たかが、牛丼。されど牛丼。各牛丼チェーンは、牛丼の甘味に拘った違いを見つけてみてはどうだろうか。
ハンバーガーもマクドナルドだけじゃなかったが、利益のバランスはとっている。
まあ、しかし社風と経営者の哲学が戦略に反映されるわけで、3年後の状態を見守ってみたい。