ダイアモンドオンライン
“ブラック化”する外食・小売チェーンの正社員たち
“交通事故を引き起こす社員がやたらと多い”。
これが「外食産業の裏側」の管理人で、大手外食チェーンで働く大塚賢児さん(仮名・30代)の率直な感想だ。
疲労と睡眠不足でハンドル操作を誤るのだろうか。
車が全損するほどの大きな事故もまれではないそうだ。
社員の悲劇はそれだけにとどまらない。「寝床から起き上がれない」と電話をかけてきたきり、退職する社員。
接客中に倒れる社員。突然、失踪してしまう社員。今までに大勢の同僚がこうして職場から消えて行った。
・・・中略
“身近で格安”というイメージのある外食・小売チェーン。だがその裏では、一部の企業で過重労働問題が多発している、という声がある。
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記事は、ほんの一部の大げさなのかもしれないが、氷山の一角かもしれない。
真実私の周りには、こんなにひどい話は無い。
しかし、外食であるバイトをしている知人など、夜中のミーティングは無給だが拘束されるらしい。
ほどほどにモチベーションを上げるには必要だが、行き過ぎは余り好ましくない。
激安で勝負し、限りなく利益を損なう。
で、そのしわ寄せはやはり末端社員に行くのだろう。
この構造は、過去からあった。ディーラーや販社・代理店などはこのスタイルだ。
自分の身内などを誘引し、最初はノルマを達成するが、そのうち行き詰る。
社員は辞めてくれれば、また新たな社員がそれと主な事故とを繰り返して顧客は増える。
社員はそのまま居座ると給料や固定費が嵩んで来る。
適度に辞めてくれる方が会社にとって都合が良いのだ。
しかし、何故こんな社会になってしまったのだろう。
日本人自身が日本人の幸せを分け与えることが出来ない。
つらい世の中になってしまった。
先にあげた、牛丼競争、店舗閉鎖に打ち勝つには、お金そのものの使い方に哲学が必要となってくる。
地元の古くから営んでいる不思議と美味しいB級グルメを大切にしたい。