ソースは「探偵ファイル」何だけど・・。

田中義剛の花畑牧場、ブームが去った現在の状況は?

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まあ、ブームっぽかったけど。

落ち着くところまで落ち着いたとのではないか。


ブームの怖さはこれ。

地道に利益をたたき出し、内部留保を重ねて資本を増強することがビジネスには必要で、前にもブログで書いたが、ブームで予期せぬ売上を得ると、


ピークに併せて設備投資をしてしまい、現金が設備投資に張り付いてしまう。現金枯渇


思わぬ利益を得ると税金に収めなくては成らないため、国には貢献するがその後、停滞を乗り切る留保が得られない


ものづくりを行って販売し、それで企業を存続させるのならば、地道に長い年月を掛けて利益を得る方法がもっとも良い調子となる。


これがラーメン店のように、食材の原価が10%~15%ですみ、後は人件費と家賃の場合は、ブームになるときの利益は莫大なので、いわゆる体力温存が可能だ。

それに、年間の内に食べる回数もラーメンとキャラメルでは雲泥の差だ。


ブームの怖さはこれに尽きる。


ただ、生産調整を行い、北海道のみやげとして利益を得る方法はある。そういった意味では非常にまだまだ先が見えるはずだ。


今は、チャーンを排除し、本当のファンだけに販売し続けていくという本来の上得意主義になれば、良いだけの話。


※チャーンとはかき回し客のこと。無料やお試しなどに飛びついてライフタイムバリューが短く、継続性の低い全く持って赤字の根源となる顧客層のこと。別名チェリーピッカー、バーゲンハンターとも呼ぶ。


これは花畑牧場生キャラメルに限らず、

ブームに乗って並び、大騒ぎするお客様などは相手にしなければ良いのだ。

どうせ、それだけの客だから。

こういった客ほどテレビで話題になると大騒ぎする、マスコミに煽動されやすいリテラシーの無い客層だからだ。

最近はこの手の人たち、一目見るだけで何となくタイプが識別できるようになってきた。


こうやって波を乗り越えると初めてブランドの歴史が始まるのではないだろうか。