朝日新聞朝刊にでている「天声人語」は皆さんご存知でしょうが、
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1904年に第1回が掲載され、以後1世紀以上にわたって最近のニュース、話題を題材にして朝日新聞の論説委員が執筆し、社説とは異なる角度から分析を加えている。
特定の論説委員が一定期間「天声人語子」として匿名で執筆している。
大学などの入学試験で取り上げられることが多く、朝日新聞はそのことを自社の広告で強調している。見出しは付けられていない。
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とあります。つまり朝日新聞の論説員が執筆しているそうで。
まあ、見方に偏りが無ければいいけどねえ、と思うばかりです。
中には、なるほどと憂慮する内容もあり、私は興味深く読んだりするのですが、
大学の入試試験に出る!というのは少しいただけません。
何故ならば、教職員組合なる左気味のお方達が、教育を捻じ曲げるためにこれを採用しているとも受け取れなくもないからです。
で、まあ意味として前出のウィキペディアには、
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「天に声あり、人をして語らしむ」という中国の古典に由来し、「民の声、庶民の声こそ天の声」という意味とされるがラテン語の”Vox populi vox dei.”が元になっているという説もある。
直訳は、『民衆の声は神の声である』。
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とあります。
ラテン語の「民衆の声は神の声である」は中々立派なイメージになりますが、
「天の声」は朝日新聞しか聞こえる能力が無く、民衆のものよ、「朝日が聞いた声を聞け!」
といっている意味に変わっていないか少し心配です。