財部誠一 2010年3月3日 Nikkei BPnet
トヨタの経営者をめぐる日米の報道の違いには驚きを禁じえない。正直言って、日本の報道は腰が引けすぎだ。通常は人命に関わる不祥事の露見となれば、事情のいかんに関わらず、日本のメディアはその企業を倒産させることが正義だといわんばかりに追い込んでいく。社長の引責辞任など当然とばかりに紙面や画面で突きつける。
日本国内の報道は腰が引けすぎだ
だが今回のトヨタ報道についてはまるで様相が違う。トヨタの社長批判はほぼ皆無。日本最大級のスポンサーだからか。それともに2008年当時、厚労省に対するメディア批判が尋常ではないことに異議を唱えるために、トヨタの奥田碩相談役(当時)が「スポンサー引き揚げ」に言及したことが、いまなお恐怖となって残っているからか。日本メディアのトヨタ報道は腰が引けすぎだ。
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いや、そうじゃないだろう。
本当にこの人はいつも的外れだ。サンデープロジェクトに出ているのがおかしいぐらいだ。
それこそ、この財部氏が何かテレ朝と血縁コネクションがあるのか?と疑いたくなるぐらい、ミスキャストだと感じているが(笑)
私の見解は以下。
■米国はGMがトヨタに抜かれた背景があり、国家挙げてネガティブキャンペーンを行っていると言う印象しかなかった
■事故を起こした婆さんの証言が、どう聞いてもありえないし、役者としか思えない
■日本国内でそのような不具合の報告が、一定比率で確認されていない
■部品はアメリカ製であり、日本の部品を使用していれば起こりえない
という、品質に関する事件が特に観測されていないからだと推測される。
日本のマスメディアは憶測で記事をすっぱ抜く根性は確かにない。
しかし、どう見ても米国のは茶番劇であり、日本人がメダルを取ると、オリンピックのレギュレーションを変更するのと同じで、記事にするほどのことでもない。
脳タリンと守銭奴のアメリカが勝手に騒いでいるだけで。
確かにフロアマット障害に関しては、ひどい話だなあ!と思ったが、現実日本で暴走大破する事故はイタリアの高級車かドイツの高級車しか目にしていない。
別にメディアが弱腰になっているのではなく、アメリカの取り上げ方に公平性が見られなかったためだと考えるが。