常々、日本の政治を見ると、企業内部の話と通じる部分を感じる。
■上司の失敗の全責任を押し付けられる部下。
■若者の本来の意見を取り上げない、老害の居座り
■ゴマをすったものが、のし上る権力構造
■その立場になると、いとも簡単に自分の主張を変える出世したての幹部
これって自民党であろうが、民主党であろうが同じであることが分ったし、何となく企業の中にあるもっとも社員をノイローゼにする閉塞感と政治が全く同じ構造なのだ。
おまけに厚生労働省の元局長である村木氏をみていると、官僚まで同じ構造だと言うことに気が付く。
現代では純真さを持ち合わせていれば、持ち合わせるほど、このような歪んだ文化の影響を受け、さらに歪んでいくのだろう。
このような内部の汚泥と権限闘争の傍らで、
米国と中国が蜜月になり、均衡バランスをとりながら国交を深めていく。
台湾への兵器提供は米国が中国に対し、覇権は渡さないという意思の現れ。
しかし、日本は蚊帳の外に置かれている。
このような大国の駆け引きで大国は均衡とバランスを保ちながら、互いにメリットのある方向への模索が始まっていると見るべきであろう。
本当に米中が決裂しているのではないのだ。互いの利害を相殺しあう距離をとっているといっても過言ではない。
米国は日本の中国への距離に対して疑心暗鬼に成っている可能性もある。
このように日本の国益を損なうようなことばかりが、水面下で動いている。
どうしたものか。この閉塞感のある政治、企業、官僚の風土
自分達に何ができるのか日頃に仕事を通じ、よく考え、邁進せねばならないだろう。
日本国内、企業内、政治の内部が、自分たちの権益だけで無駄な時間を使っている暇は無いと思うのだが。
せめて一丸となり、問題を解決することに当たることが重要だ感じる。
それには、先ずは哲学と教育だ。
投票をすることから、改革が始まる筈だったんだが・・・。