週刊ダイヤモンド2009年12月26日号


80年代後半生まれの世代が、無駄と思われる消費をしない傾向があるということらしい。


しかし、それは私のような世代の影響を受けている可能性がある。


私の世代も団塊世代の虚飾にまみれた消費を目の当たりにしている。団塊の世代の私の知るだけでの特徴だkが、


別に仕事の実力が無いのに、

■BMWを乗りたがる

=一世代上のメルセデスの世代と差別化を図ろうとしている。(そんなのに意味は無いのに)


■ゴルフを珠玉の趣味としている。リッチ感があると信じている

=農薬だらけのゴルフ場で自然破壊をしてお疲れ様。ゴルフをすると上司に媚を売ることができ、出世できると考えている


■アメリカが好きで、アメリカドラマのような生活に憧れている。

=親子が友人の関係のようだ。ビバリーヒルズ世代。共働き多く、小金持ち多い。


■バンドを組んでいる

=ビートルズの影響を受けているから当然だ。フォークブームも自分たちの宝だ


■ハーレーに憧れる

=イージーライダーの強烈な印象が刷り込まれていて、バイクにのると格好よいと思っている。


■ワイン好き

=わが国日本の日本酒の云々も知らずに外国文化を取り入れる


■生活は見栄張り

=液晶の40インチ以上のテレビとハードディスクレコーダーなどを70平米のマンションに置いてしまう。そのほかデジタルデバイスや新しいものなどは飛びつきやすい。


これを見ている私の世代は、当然経済的に一部が重なるが、すべてに対して反面教師としているケースが多い。

この私の世代の影響を受けているのが80年代世代なのだろう。

さらに私の世代は、退廃的であり、


●団塊の上詰まりにより、会社では出世するポストが無い

●団塊ジュニアが、見栄張りの親の教育もあり、修士卒、MBA取得などが多く、板ばさみ

●社会的にも恩恵を受けず、非常に保守的で、楽観した価値観を持たない

●自分のみは自分で守れの貫く


などにより、消費そのものがバカの象徴と思ってしまうのだろう。


価値観を側面から見ると、


①無理やり消費しなくて良い

②TVや宣伝に騙されてモノ買う必要は無い

③団塊世代、団塊ジュニア世代が買って、バグ出しをしてもらってから買え

④赤信号もみんなで渡る必要なし

で、考え方なのだろう。


本当に実力のある商品とサービスしか、買わなくて良い!

とは思いつつも仕事柄、複雑な心境だ。


何事もバランスで極端は良くないので、適当にモノやサービスは触れてみよう。

触れて見ないと、良かった悪かったの知識ベースが蓄積されず、中年になってから騙されたり、消費に失敗したりするぞ。