先ず一つ目だ。


「電動スクーター」大手も参入 家電店にズラリ並ぶ日 

2009/12/30 14:31 J-CAST NEWS



2輪車でも「電動スクーター」が普及のきざしを見せ始めている。

来2010年には中小企業が販売攻勢に意欲をみせ、大手企業も参入する計画を明らかにしている。

電動スクーターは、電気自動車の2輪車版だ。動力源に充電式電池を用い、モーターで動く。通常の2輪車と違い、エンジンを搭載せず、ガソリンも不要なため、オイルやフィルターの交換などの手間もかからない。

ほとんどが原付免許または普通運転免許で運転できる。

中略・・整備が簡単なため、車の専門店でなくとも扱える。具体的には明かさなかったが、

来年は家電製品を扱っているような「2輪車を売るのが意外と思えるような店」でも販売を始めるという。

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もう一つ。


“ガラパゴス”と呼ばれていた日本製のケータイ、海外で脚光を浴び始める 

2009.12.30 12:00 MSN 産経ニュース



日本製の携帯電話が海外でヒットの兆しを見せ始めている。2000年代初め、日本メーカーは続々と 海外参入を図ったが、国内で人気の源泉だった高機能が仇となり、撤退を余儀なくされた苦い過去がある。

「液晶がきれい」。2009年7月、中国・北京のホテルで開かれたシャープのケータイ新製品発表会。

映画「レッド・クリフ」の主題歌を歌った人気歌手アランさんが壇上でシャープ製ケータイの魅力を語った。
シャープは08年夏に中国市場に初参入。日本でヒットした「アクオスケータイ」を持ち込んだ。

4千元 (約5万5千円)以上と高価格ながら同価格帯での販売ランキングで、09年3月から11月まで34週 連続トップ2にランクインした。
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この二つは日本の技術の牙城だ。


しかも、中心的なハードだけの売上だけではなく、周辺のオプションパーツやソフトなどの市場がくっついている。しかも、中国やインドでは充分成功や参入が狙える市場だ。


技術革新が一段落し、IT企業も差別化企業と成りえていないわが国において、身近に普及する可能性のある商材だ。


国内もこれにより販売チャネルがダイナミックに変革するのではないか。


もしかして、中国では「セグウェイ」に席巻されるかも知れないが。