日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した主要コンビニエンスストア11社の 10月の既存店売上高は、前年同月比5.5%減の6164億円で、5カ月連続で 前年同月を下回った。下落率は記録のある1999年以降、10月としては最大だった。
景気悪化に伴う消費抑制傾向に加え、台風による各地での大雨なども客足に影響したようだ。
来店客数は2.8%減の11億319万人で4カ月連続のマイナス。平均客単価も 2.8%減の558円80銭で11カ月連続で前年を下回った。
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当たり前の話。
昨年からの特需は、TASPO導入により、タバコを買う客がコンビニでタバコを買い、序でに他のガムやちょっとしたものを併買していたため、売上がかなり伸長した。
いわゆるTASPO特需だ。
ところが、調子に乗り、POSデータを読みこめない、いわゆる情報リテラシーの資質の無い本社マーケが、
①別に安くする必要の無い弁当を思い切りやすくし、見切り販売などを中止させ
②NB商品よりも5%程度単価を安くしたNB商品を強化し、売れた売れたと喜んでいた
客足鈍く、なんて言うけれど、客足は外的要因で鈍くなっているだけで、百貨店のようにストアロイヤリティをもっているわけではなく、利便性利用のために普通だし防ぎようが無い。
問題は単価2.8%減と言う数字だ。5%以上価格設定を下げているオリジナルPBのウェイトを高めておきながら、
受注単価が減った!って、そんなものあんた!誰が考えても予想できることじゃないの。
10人の内の半分の5人が、サントリー伊衛門や生茶を買わずに、オリジナル買えば、受注単価下がるじゃんか。
しかも、オリジナルにしたら集客が上がると考えていたのかな?
そんなもの無理無理。利便性で利用していたため、企業のコストカットで残業削減すると、コンビニ利用者が減少します。
昨年の特需が安定し、NBや激安弁当のおかげで受注単価が下がり、首絞めただけ。
そんなもの日経新聞のプロパガンダ見ていたら容易に想像できる。
あとは、客が期分良く利用できるかどうかの、雰囲気差別化で勝負決まります。
とにかく愛想の悪いコンビには利用を避けるから。