…東京の4店舗が閉店・札幌の工場も閉鎖
順風満帆だった事業に逆風が吹き始めた。
田中義剛(51)が経営する北海道の「花畑牧場」。07年に発売した生キャラメルが爆発的ヒットを記録し、07年3月期に3億4200万円だった売り上げは、09年3月期は143億1500万円にアップ。田中はTVなどメディアに出まくり、生キャラメルブームが起きた。
田中は今年に入っても拡大路線を突っ走り、花畑牧場は2月に東京に進出し、渋谷、青山、銀座など8カ所で直営店をオープンさせた。
ところが、この1カ月ほどの間に竹下通り店、渋谷店、青山店、銀座店(ホエー豚亭)の4店舗が閉店……。事業縮小を余儀なくされている。
-----------------
いつかこうなると思ってたのは私だけか?
生キャラメルが、唯一無二の存在で、独自性があるのならば内部留保を固めてから出店するのはこれ当たり前の話。
ITやWEBがスピードを求めるのは、サービスやコンセプトに独自性が無く、競合も激しくなるために市場占有率を高めてしまおうと考えているからだ。
おみやげ需要は「話のネタ」であり、供給を安定させてリピート顧客をマネジメントすることで需要が見える。
出店ご祝儀需要で開店当初は客が殺到するが、それいこう一見顧客の客足は絶える。
お店を閉店し、安定している店だけに需要を絞ったり、品揃えする店や代理店に卸供給することで、メーカーとしての基盤は確立できるはず。
製造小売を行うにはバリエーションや単価が低いのが問題だ。
きっちりマーケティングを行えば、健全に伸びる要素はあるのになんとももったいない話だ。
もっぱら、資金体力が無ければ閉店も出来ないため、今の内に閉めるのがよい。
しかし、芸能人は経営センスが無い。
それは、「魑魅魍魎の金だけ目的」の取巻きのレベルが低いことを見抜けないところに問題があるのだろう。
芸能人は富と名声を一気に獲得するケースが多く、擦り寄ってくる取巻きは特に注意すべきだ。
こういう輩は、不思議とお金の匂いに敏感だ。野生の狼と同じぐらいの嗅覚を持ち合わせている。
ビジネスで成功すること=取巻きのレベルが高いこと
といえるのではないか。