店舗や対面の企業の場合、
・店員の質
・店員のキャラクター
・企業の知名度
などにより、企業を人のパソナリティに置き換えて、消費者は脳みそに格納している。
何となく言い感じ、何となく柄が悪い、賓が無い、などは、それによる企業ブランドイメージの一つの意識でブランディングには重要な要素だ。
シャネルといえば、ハイヒールモモコを浮かべてしまい、下品な水商売ブランド!と想定する人もいるし、セレブ女優を想像し、上品と考えてしまう、いわゆるそれに近い。
で、WEB企業って考えた時に、人となりを想像するのは難しい。
①WEB-ECやサイトが、そもそも どちらかと言うとシステマチックで人の温かみが無い。
②企業を構成する従業員の顔が見えない
③見えるのは見たくも無い企業代表者の不細工な顔だけ
④あとは、儲かった儲かっていないなどの守銭奴ネタばかり
で、WEB企業の人となりが見えてこないために、一人の消費者として言うと、
WEB企業にロイヤリティが持てないのだ。
そのためにWEBユーザーの継続性は、有店舗小売やカタログ通販と比較し、低い性向を示すのかもしれない。
その上、
①出店社がよくチョンボをする(EC-モールの場合やオークション)
②画面のインターフェースが汚い(何やらコストを掛けずに写真を羅列すれば良い)
③どの企業も似たり寄ったりの機能
⇒クロネコヤマトの送り状レイアウトと佐川の送り状レイアウトを比較しているようなもので、差異は無い。
④送られてくるe-mailやメルマガが「買え買え攻撃」で人間味が無い。しかも的外れ。
⑤大小さまざまなWEBマーケティングを含むと、すべての企業が行うこと自体が全く差が無く、パーソナリティが無いため、③での似たり寄ったりという感覚がさらに増幅される。
これからWEB企業に求められるのは人となりの雰囲気だ。
しかも、amazonと比較するとIT企業に重要な「先進性」「効率的」も感じられない。
ということで、今後、WEB企業に求められるのは構成要素として社員や社風などが
人となりとして、顧客に伝わってくる「何か」をインターフェース上に確立することだ。
当然、
ビジネスが立ち行かなくなれば、どこかの企業に売却して、イグジットして、自分は大金を手にしてのうのうと生活送る!
という気持ちをオーナーが持っていれば、こんな消費者の要件を満たすことは未来永劫ないだろう。
起業をした目的と起業の次元が違いすぎるからだ。