以前、このブログで紹介し、95年から所有してきたバイク“青い愛人”を知り合いに譲るかもしれない。


なんとなく、モノを所有する意欲が無くなって来たのだ。


他界した父は、戦前生まれで戦時中に食べ物やモノに恵まれない青春時代をすごしたため、非常に物欲が激しかった。

多くのブランドの洋服やバッグを碌に使わないまま亡くなった為、私は下手をすれば一生洋服を買わなくても良いぐらいのものが箪笥に詰まっている。


そりゃトレンドは古臭いけども見方によれば新鮮だ。


こんな状態ではモノを買う気がなくなるのだ。今、自分が乗っている車も形見だ。


しかし、われわれと同じ年代は、もうそんなに物が必要ないと思っているんじゃないかなと思う。

オーバーストア状態で、こんなにモノ余りじゃあ内需は当分期待できないだろう。


エネルギーや消費電力が少ない大型物にパラダイムシフトをするため、おそらく資金が必要になるだろうと考え、余計に消費を抑えてしまう。


しかも、生きていくために必要な教育費用などは上昇することが予想される。


これじゃあモノは売れんわ。刹那的なお菓子や食べ物は売れるんだろうけど。