ライフサイクルの短さに驚く。
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集英社は2009年9月9日、10代後半~20代前半の女性向けファッション誌「PINKY」を12月22日発売の2010年2月号で休刊すると発表した。04年の創刊時に30万部あった発行部数も、出版不況に伴い、この1年は平均19万部と落ち込んでいた。
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モバイル情報に取って代わったのだろうか。
モバイルの文字列は改行などが多く、比較的文字も大きい。
雑誌は重いし、バッグに入らないし~って声が聞こえてきそうだ。
級数の小さな印刷物の活字を読むのが、辛気臭いのかもしれない。
色々な要因はあるが、これじゃ、これらのターゲットに向けて設備投資も出来ない。
だから、真剣にビジネスとして考えるのではなく、お祭り乗りでビジネスをしないと痛い目に合う。
まあ、お洋服も従来のJISに定める品質管理基準なんてまったく気にしないし。
破れると捨てるし。
売り逃げ。
言いっぱなし。
気に入らなければ買わなければ?
客にはタメ口
の、ノリだわ。
企画を編集長にダメだしされ、
説得してページノンブルに加えてもらい、
何日も前から商品プレスが取材を行い、
スタイリストや撮影コーディネータが何人も関り、
撮影を行い、
原稿を書いて、デジタル入稿し、
一応校正して、
刷り出し確認して、
印刷して、
送料掛けて各書店・コンビニに並べて、
並べる時に表紙で指を切り、
大の大人が何人も努力して、
しばらくしたら、書店から思い切り返本になって
資源ゴミと化す。
このターゲットのビジネス、
真剣に考えたらあかん。
ノリで企画して、
タメ口で企画して、
言ってもすぐ消せるWEBやモバイルで情報流して
売り切ったらおしまいで
パッと祭りのようなノリで縁日みたいに売りぬいて
さっと消えうせる
泡沫の夢のような、空気の様な、軽さでビジネスを考えないと
絶対にダメ!
振り回されたらあかん。
同じ目線の人間がやらないと。
編集がトレンドを先導するという考え方自体が、驕りかも。